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昨年覇者PEARLS好発進。太陽生命ウィメンズ7s富士山裾野御殿場大会始まる。

大会を重ねるごとに進化するPEARLS。(撮影/松本かおり)

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接戦を制して3戦全勝の日体大女子。(撮影/松本かおり)

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個々が持てる力を出したチャレンジチーム。(撮影/松本かおり)



 インゴールの向こう側に雄大な富士山がきれいに見えるはずのスタジアム。
 しかし、この日は厚い雲に覆われて日本一の霊峰は姿を見せなかった。強い雨が何度もザーッと降り、上がってはまた降る一日だった。

 9月8日、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2018『第3戦 富士山裾野御殿場大会』が、富士裾野陸上競技場で開幕した。
 不安定な天気の中でおこなわれた初日はプール戦がおこなわれ、プールAからプールCまで、それぞれPEARLS(三重)、日体大女子、チャレンジチーム(将来性ある高校生などを集めたチーム)が3戦全勝の成績だった(プールCの北海道バーバリアンズディアナは大地震のため参加できず、当該試合は不戦勝)。

 5月の秋田大会(2018年シリーズ・第2戦)を制し、昨年の富士山裾野御殿場大会でも優勝しているPEARLS(プールA)は、参加チームの中でもっとも安定した戦いを見せた。
 攻守に連係がとれ、攻めても守っても選手同士がつながっていた。3試合で66得点を奪い、失点は7点だけ。齊藤聖奈主将が快足を飛ばして奪ったトライも印象に残った。

 プールBを1位で通過した日体大女子は、快勝はなかったものの、粘り強さで全勝した。
 ARUKAS熊谷戦は試合終了間際までリードされるも、残り時間の少ない中で集中力を発揮。ボールを取り返したところから攻め切って12-12と追いつき、最後は山本実主将が簡単ではない決勝ゴールを決める勝負強さだった。
 一方、ARUKAS熊谷は3戦全敗とプール4位に沈んだ。サクラセブンズに多くの選手を輩出している布陣ではあるが、自信を取り戻せない。

 プールCで追手門学院VENUSと石見智翠館を破ったチャレンジチームは、個々がのびのびとプレーして両試合とも完勝だった。
 チームをまとめた松田凜日主将(國學院栃木高校)は、「みんなで粘り、勝ち切れてよかった。アタックではよくサポートできていたので、ディフェンスでもっとはやくポジショニングして前に出られるようにしたい」と話した。
 2日目に向けても「(自分たちはコンバインドチームだが)相手のまとまりに負けないようにひたむきに戦いたい」と意欲を見せた。

 2日目は9月9日に同スタジアムで開催され、順位決定戦がおこなわれる。初日の各プール1位チームが優勝争いの中心となりそうだが、好調さを印象付けた、ながとブルーエンジェルスのパフォーマンスも注目される。
 日体大戦はレッドカードを受けて6人で戦う時間が多く、敗れたが、「常に自分たちで考えるようになって選手間の絆が太くなった」と冨田真紀子が言うように、以前より結束の強さが感じられる。
 過去の戦いでは大会終盤に崩れることもあったが、「今回こそは2日目の第1試合に好結果を残したい」(冨田)と腕をぶす。
 頂上決戦へ続く道の途中には、好ゲームが多くなりそうだ。

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