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アルゼンチン代表の新指揮官にレデスマ就任! ジャガーズ8強に導き昇格

マリオ・レデスマ。45歳。世界ランキング10位まで落ちたアルゼンチン代表の再建に取り組む
(Photo: Getty Images)


 アルゼンチンラグビー協会は8月1日、今年のスーパーラグビーでジャガーズの指揮を執ったマリオ・レデスマが、同国代表“ロス・プーマス”の新ヘッドコーチに就任することが決まったと発表した。契約期間は2021年末までとなっており、ラグビーワールドカップ2019はレデスマ体制で臨むこととなる。
 2013年から代表チームを率いてきたダニエル・オルカデが近年の成績不振を理由に今年6月で辞任したため、アルゼンチン代表とほぼ同じメンバーで編成されているジャガーズをまとめ上げ、スーパーラグビーで初のプレーオフ進出に導いたレデスマが“昇格”する形となった。

 レデスマはアルゼンチン代表選手として16年にわたって活躍し、84キャップを重ねた伝説的フッカーで、ワールドカップには4大会出場(1999〜2011)、2007年大会では初の3位入賞に大きく貢献した。
 2011年に引退したあと、フランスのスタッド・フランセとモンペリエでFWコーチを務め、2015年にオーストラリアに渡り、ワラターズのスタッフを経て、オーストラリア代表のFWコーチとして3年間、特にセットピースを強化してきた。
 「スクラムドクター」と呼ばれたレデスマは、スタッド・フランセのコーチ時代から共に仕事をしてきたマイケル・チェイカ(現 オーストラリア代表ヘッドコーチ)から絶大な信頼を得ていたが、いつか母国アルゼンチンの代表指揮官になりたいという情熱を持っていて、昨年10月にオーストラリア代表のコーチングスタッフから退いて帰国。そして今年、スーパーラグビー参戦3年目のジャガーズを初のプレーオフ準々決勝に導き、彼への評価はさらに高まった。

 レデスマ体制となったアルゼンチン代表は、8月18日に開幕するザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗)の南アフリカ代表戦が初陣となる。
 そして、2大会連続のベスト4以上を狙う来年のワールドカップでは、イングランド、フランス、アメリカ、トンガと一緒の“死のグループ”で戦う。

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