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ウェールズ協会が早くもW杯後の指揮官発表 ガットランドの後任はピヴァック


第23代目のウェールズ代表ヘッドコーチとなるウェイン・ピヴァック氏(Photo: Getty Images)

 ウェールズラグビー協会は7月9日、来年のワールドカップ後に代表指揮官から退く意向を明らかにしていたウォーレン・ガットランド ヘッドコーチの後任に、スカーレッツの現ヘッドコーチであるウェイン・ピヴァック氏が就くことが決まったと発表した。4年契約。

 ピヴァック氏はニュージーランド出身の55歳で、元警察官。ラグビーのプロコーチとなり、名門・オークランドの指揮官として国内選手権で連覇を遂げた2003年にはニュージーランドの年間最優秀コーチに選ばれた。2004年から3年間はフィジー代表をけん引。2014年からウェールズのスラネスリを拠点とするスカーレッツのヘッドコーチとなり、2016-17シーズンに欧州三大リーグのひとつであるプロ12(現 プロ14)で13年ぶりの優勝を果たした。昨季は無冠に終わったものの、同リーグで2季連続決勝進出、欧州最強クラブを決めるチャンピオンズカップでは11年ぶりにベスト4に導いていた。

 ピヴァック氏は2018-19シーズンもスカーレッツで采配を振り、2019年7月から正式にウェールズラグビー協会のもとで働く予定。そして、ナショナルチームの指揮官になる準備をしながらスムーズに移行していき、ガットランド体制で築いてきたレガシーを守るために最善を尽くすことを約束した。

 ピヴァック氏と同じニュージーランド人のガットランド氏は、世界的名将のひとりで、4年に一度結成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズの指揮官を2回(2013、2017年)務めたことがある。2007年からウェールズ代表のヘッドコーチとして働き、欧州強豪6か国によるシックスネーションズで優勝3回(2008、2012年は全勝優勝)、2011年のワールドカップでは準決勝に導いた。そして、次のヘッドコーチの早期任命によって自分たちは2019年のワールドカップに集中できると語り、12年間にわたる大役の締めくくりで悲願のワールドカップ初制覇を目指す。

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ウォーレン・ガットランド氏。ウェールズは来年のワールドカップで、オーストラリア、ジョージア、フィジー、ウルグアイと同組に入る(Photo: Getty Images)

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