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マフィ擁するレベルズ自力チャンス復活 シャークス敗れプレーオフ圏内残った


2季連続で全試合先発中のマフィ。レベルズの仲間と歴史をつくれるか(Photo: Getty Images)

 2018スーパーラグビーのレギュラーシーズン終盤に連敗を喫し、プレーオフ進出圏内の8位から転落するピンチに陥っていたレベルズ(オーストラリア)だが、勝点3ポイント差で追っていた9位のシャークス(南アフリカ)も敗れたため、自力で悲願を達成できる可能性が復活した。

 レベルズがレッズに敗れ7勝8敗(勝点35)となった翌日(南ア時間7月7日)、6勝1分7敗(勝点32)だったシャークスはケープタウンでストーマーズに勝てば、レベルズを抜いて総合8位に浮上するチャンスだったが、ひと足先に今季最終戦を迎え奮闘したストーマーズ相手にミスが続き、16−27で痛恨の黒星。

 この結果、レベルズは最終節となる次週末の7月14日、ハイランダーズに勝てば、初のプレーオフ出場となる。2015年大会のチャンピオンで、5年連続の準々決勝進出を決めている強豪のホーム(ニュージーランド・ダニーデン)に乗り込み、勝点4を奪うのは容易ではないが、2011年の参入以来、7年連続10位以下で昨年は1勝しかできず最下位だったレベルズは、捨て身の覚悟でぶつかるチャレンジャーになれる。
 
 レベルズには、日本代表のNO8であるアマナキ・レレイ・マフィが在籍し、ボールキャリーの回数とボールを持って走った総距離は全15チームの選手のなかでトップ。チーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストフィフティーン)には5回も選出されるなど奮闘し、大黒柱としてレベルズをけん引している。

 また、6月のオーストラリア代表試合で負傷した司令塔のSHウィル・ゲニアと主将のLOアダム・コールマンは、今大会残り試合でのプレーは絶望的と見られていたが、最終戦に間に合うのではないかとの情報もあり、キーマン2人が復活すれば、レベルズの勝機は高まる。

 なお、プレーオフに進めるのは8チームで、最終節を前に7チームが確定している。
 連覇を狙うクルセイダーズはニュージーランド・カンファレンスを制し、総合トップ通過も決めて第1シードを獲得。7日に地元シドニーでサンウルブズに大勝したワラターズはオーストラリア・カンファレンス優勝を決め、こちらも準々決勝のホームアドバンテージをゲットした。さらに、南アのライオンズ、ニュージーランド勢のハリケーンズ、チーフス、ハイランダーズも十分な勝点でプレーオフスポットを確保。そして、サンウルブズとともに2016年から参戦したアルゼンチンのジャガーズが、7日にプレトリアでブルズに逆転負けし南ア・カンファレンスの首位に浮上するチャンスを逃したが、9位シャークスが敗れたためトップ8以内が確定し、3年目で初のプレーオフ進出を決めている。

 ラスト1枠に入る可能性があるのは、レベルズ(7勝8敗=勝点35)、シャークス(6勝1分8敗=勝点32)、ブランビーズ(6勝9敗=勝点30)の3チーム。最終節、ブランビーズは敵地シドニーでワラターズに挑み、シャークスは地元ダーバンでジャガーズと対戦する。


【勝点について】
勝ち=4点、引き分け=2点、負け=0点

【ボーナスポイント(1点)獲得の条件】
・相手より3トライ以上多くトライ
・7点差以内で負け

※ 勝点が同点の場合、勝利数が多いチームが上位。それでも並ぶ場合は、全試合での得失点差、トライ数、得失トライ数差、コイントスの順で順位を決定する。

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