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ライオンズから新たに主力流出 モスタートも恩師いる英・グロスターに移籍へ


今年はライオンズの主将も務めているフランコ・モスタート(Photo: Getty Images)

 来年のラグビーワールドカップで王座奪還を狙う南アフリカ代表に欠かせない存在と見られているフランコ・モスタート(27歳)が、今年のスーパーラグビー後、自国のジョハネスバーグを本拠地とするライオンズを退団し、イングランドのグロスターに移籍することが5月30日に発表された。

 南アラグビー協会はこれまで、有望選手の海外流出を止めるため、代表キャップ数30以下で外国を拠点する選手はスプリングボックス(南ア代表)に選出しないというポリシーをとっていたが、方針転換し、6月のテストマッチシリーズに臨むスプリングボックスにはイングランドのセール・シャークスに在籍している11キャップのSHファフ・デクラークなども選ばれている。そのため、グロスター移籍を選択した18キャップのモスタートも引き続き、南ア代表でプレーすることは可能だ。
 モスタートは2016年から2シーズン、リコーブラックラムズにも在籍していたが、日本シーズンが終わると帰国してライオンズで活動していたため、南ア協会のセレクションポリシーには反していなかった。

 FW2列と3列でプレーができる身長199センチ、体重112キロのモスタートは、スーパーラグビーでも屈指のハードワーカーとして知られ、今季15節を終えた時点でラインアウトボール獲得回数1位、タックル成功数では4位にランクインしている。ボールキャリーに対する評価も高い。

 モスタートがグロスターを選んだ大きな要因のひとつは、2016、2017年のスーパーラグビーでライオンズを決勝に導いた恩師、ヨハン・アッカルマンが指揮官を務めているからである。ライオンズからは、息子のFLルアン・アッカルマンも父とともに2017年に海を渡り、今年はモスタート以外に、前主将のFLヤコ・クリエル、南ア代表4キャップのPRルアン・ドレイヤーもグロスターとの契約にサインした。

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