Nations

強姦容疑で逮捕されたアイルランド代表選手に無罪評決

今年3月、裁判所に出頭するパディー・ジャクソン(写真中央)
(Photo: Getty Images)


 女性に対する強姦と性的暴行の容疑で逮捕されていたアイルランド代表のパディー・ジャクソン(26歳)とスチュアート・オルディング(25歳)に対する裁判で、陪審員は3月28日、全員一致で無罪の評決を下した。

 『アイリッシュ・タイムズ』など現地メディアによると、2016年6月、ジャクソンの家でパーティーが開かれ、参加していた当時19歳だった女子学生が両選手にレイプされたと主張し、2人は逮捕されていた。ジャクソンとオルディングは、性行為は彼女との間に合意があったと容疑を否認し、釈放されていたが、昨年7月に検察官が起訴し、ベルファストの裁判所で長期間にわたって裁判がおこなわれていた。
 この間、警察官10人、被告4人(別の男性2人を含む)、犠牲者、疑惑の夜に彼女を自宅に送ったタクシー運転手を含めて合計30人の証人が証言したという。そして今週水曜日、8人の男性と3人の女性による陪審員は、約4時間の審議のあと、全員一致で無罪の評決を出した。

 同パーティーで男性器を露出した罪と、情報を隠した罪に問われていた別の男性2人も無罪となった。

 ジャクソンは将来有望なSOと呼ばれて2015年のワールドカップにも出場し、2017年にはアイルランド代表の日本遠征にも参加。同年6月に東京・味の素スタジアムでおこなわれた日本代表戦で10番をつけて勝利に貢献し、獲得キャップ数を25に伸ばしたが、事件により、その試合を最後に公式戦ではプレーしていない。
 CTBのオルディングはテストマッチ4試合の出場経験がある。

 アイルランドラグビー協会と2人が所属するアルスターラグビーは、内部審査が結論に達するまで引き続き出場停止にするとし、「間違いなく、関係者全員にとって困難で非常に悲惨な時期であったことを認めたい」と声明を出した。

R80PC2RMワールドカップ2019ラグリパcolumn2