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豪州代表新FWコーチはフィジーのレジェンド 欧州で20年の経験も活かす


選手時代、名門サラセンズの主将も務めたサイモン・ライワルイ(Photo: Getty Images)

 オーストラリアラグビー協会は3月26日、同国代表“ワラビーズ”の新FWコーチに、元フィジー代表LOのサイモン・ライワルイ(43歳)を選任したと発表した。現在コーチングスタッフとして所属しているビアリッツ(フランス)での役目を終えたあと、就任することとなる。契約はワールドカップイヤーの2019年末まで。
 2015年から約3年間、ワラビーズのセットピースを強化してきた元アルゼンチン代表HOのマリオ・レデスマが、2018シーズンからジャガーズ(スーパーラグビーのアルゼンチンチーム)のヘッドコーチに就任したため、オーストラリア協会は後任を探していた。

 ライワルイはフィジー出身の両親のもと、ニュージーランドのオークランドで生まれ、学生時代はオーストラリアで過ごし、オーストラリアン・スクールボーイズに選出されたこともある。

 フィジー代表で43キャップを重ね1999年のワールドカップにも出場し、さらに、パシフィック・アイランダーズの一員として3キャップを獲得。1997年から20年以上、ヨーロッパを拠点としてきた。
 セール・シャークス(イングランド)、ニューポート(ウェールズ)、サラセンズ(イングランド)、ラシン・メトロ92(フランス)でプレーし2011年に引退すると、翌年からラシンでコーチとしてのキャリアをスタートさせ、スタッド・フランセでも指導、昨年から同じフレンチクラブのビアリッツでFWコーチを務めており、北半球のラグビーに精通している。

 また、2015年ワールドカップの開会式では、各国の往年の名選手たちとともに現れ、フィジーのレジェンドとして紹介されていた。

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