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南ア遠征で自信を。リーチ マイケル、「次のホームではアウォーンをもっと」

プレーでも気持ちでも先頭に立つFLリーチ マイケル。(撮影/松本かおり)


 開幕2連敗で2018年シーズンのスタートを切ったサンウルブズ。3月10日に南アフリカ、ダーバンでおこなわれるシャークス戦で今季初勝利をもぎ取りたいところだ。
 8日には出場登録選手も発表された。先週のレベルズ戦(17-37)での反省を活かし、もっと攻撃の時間を増やしたい。

 もっとも改善したいのはラインアウトだ。前節はそこが大きく乱れ、用意していた攻撃を出す機会を何度も失った。FLリーチ マイケルもレベルズ戦での敗因として、空中でのボール争奪戦でリズムに乗れなかったことを挙げた。
「自分がラインアウトリーダーを務めていました。そこから自分たちのアタックができなかったのが痛かった」
 試合後、その要因を「サインを多くしたことで、(メンバーの中で)混乱が起きてしまいました」と振り返った。
「そういうときには、もっと(サインを)シンプルにしないといけなかった」
 柔軟性に欠けた自身の判断を悔いた。

 それでも前半を10-10のスコアで終えたことには、「自分たちの攻撃ができない中でも競った。それは自信になったと思う」と言った。
「ただ、(スコアできたのは終盤まで)10点で終わったのは残念。どうやって、もっと点を取っていくのか考えないといけない」
 レベルズ戦で前半13分から途中出場し、SOの位置でBKを動かした立川理道には、「ボールを動かし、キックで相手を背走させた場面では点も取れた」実感がある。シャークス戦でも、そういったシーンや時間を、どれだけ多く、長く実践できるかが勝負の行方を決める。

 チーフスで主力として3シーズンを過ごし、スーパーラグビーでの経験値が高いリーチは、「シーズンは長い。(2連敗スタートで)下を向く必要はない」と気持ちを強く持つ。
「気持ちを切り替えることが大事。そのためにも(南アフリカへの2週間の)遠征では楽しいことをやりたいですね。肉が美味しい国。まずはFWを連れてステーキを食べに行きたい」
 そう言って日本を旅立った。

 サンウルブズでの初めてのホームゲームを経験したことについては、「試合中もアウォーンの声援はよく聞こえた」と笑顔を見せた。今回のツアー中に自信を取り戻し、3月24日にホームでおこなわれるチーフス戦へ、いいチーム状態で臨みたい。
「次のホームでは、ラインブレイクとか、アウォーンの声がもっと多く出る試合をやりたいですね」
 シャークス戦を終えれば、3月18日には昨季準優勝のライオンズ戦。強豪との試合が続く。
 試練の日々は続くけれど、笑顔で帰国できる結果を得るつもりだ。






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