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初優勝狙うライオンズに大打撃 闘将ヤコ・クリエルが再び手術で今季絶望的


力強いボールキャリアーで昨年は8トライ。ハードタックラーでもある(Photo: Getty Images)

 スーパーラグビーで2016、2017年と決勝に進みながらも栄冠に届かず、今年こそ悲願の初優勝を達成したいライオンズ(南アフリカ)だが、キーマンのひとりとして復活が期待されていたFLヤコ・クリエルが、壊していた肩の手術を再び受けることとなり、今大会中の復帰は絶望的であることが明らかになった。

 南ア代表でもあるクリエルは、昨年9月9日のオーストラリア代表戦で肩を負傷。数日後に手術を受け、3月中の戦列復帰が期待されていたが、ライオンズによれば、「予期していなかった状態」のため1回目の手術は不成功だったと判断し、本日3月8日に再びナイフを入れることとなった。

 回復までさらに6か月かかる見通しで、8月4日にプレーオフ決勝を予定している今年のスーパーラグビーには出場できないと思われる。

 6月におこなわれる南ア代表のテストマッチ、ウェールズ代表戦とイングランド代表戦でもプレーすることはできない。

 昨年はワーレン・ホワイトリー主将が負傷離脱した大会後半にキャプテンを務め、攻守に奮闘したクリエル。南ア代表でも活躍し、国内表彰ではスーパーラグビーMVP候補となり、年間最優秀選手賞にもノミネートされていた。

 今季開幕から3連勝と好調のライオンズだが、バックローでクリエルと並ぶハードワーカーのクワッガ・スミスは、7人制南ア代表として4月の英連邦総合競技大会(コモンウェルスゲームズ)と7月のワールドカップ・セブンズに参加する可能性が高く、長い期間の離脱が予想される。スワイス・デブライン ヘッドコーチは南ア代表LOのフランコ・モスタートを7番にコンバートし、元U20南ア代表のカイル・ブリンクや、開幕戦でデビューしたハチヴァ・ダイマニなどの成長を期待している。

 ライオンズは南ア時間の3月17日(第5節)に、地元ジョハネスバーグで日本チームのサンウルブズと対戦する。

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