国内

帝京大と東海大が準決勝進出! 筑波、早稲田、慶應はセカンドステージ敗退

東海大は2季連続のベスト4入り。厳しいディフェンスで天理大を1トライに封じた
(撮影:見明亨徳)


 第52回全国大学ラグビー選手権大会は20日、セカンドステージ第2節の8試合が東京、埼玉、神奈川、大阪の4会場でおこなわれ、7連覇に挑む帝京大と、関東大学リーグ戦1部・1位の東海大が2勝0敗となり、最終節を待たずしてファイナルステージの準決勝進出を決めた。関東大学対抗戦Aで帝京大と同率優勝だった明治大は流通経済大(関東大学リーグ戦1部 2位)との大一番を52-14で制し、5シーズンぶりの4強入りに大きく近づいている。
 前回大会で準優勝し、今季の関東大学対抗戦Aで帝京大に土をつけた筑波大(対抗戦A 3位)は、関西王者の同志社大を倒したものの、同じプールCの大東文化大(関東大学リーグ戦1部 4位)が2連勝したためセカンドステージ敗退が決まった。最多15回の優勝を誇る早稲田大と、昨年度ベスト4の慶應義塾大(ともに関東学対抗戦A)もファイナルステージ進出を逃した。

 プールAの帝京大は関西大(関西大学Aリーグ 4位)を87-22と圧倒。セットピースからの攻撃や、サポートプレー、クイック展開などで計13トライを挙げている。
 同組で白星発進した中央大(関東大学リーグ戦1部 3位)は、20日の法政大(ファーストステージ1位)戦を28-36で落とし、帝京大にチャレンジする前に4強入りの可能性が消滅した。前半を28-5とリードした中央大だったが、後半は法政大がボールをキープする時間が長く前に出続けて4連続トライを挙げ、ゲームをひっくり返した。

 プールBの東海大は、関西大学Aリーグ2位の天理大に61-5で快勝。序盤にWTB近藤英人のインターセプト独走トライで流れを引き寄せると、日本代表を経験しているWTB石井魁などが力強く切れ味鋭い走りを披露し、FWの安定したモールドライブでもトライを重ねて天理大を引き離した。
 同じプールBの早稲田大は東海・北陸/中国・四国代表の朝日大に71-12と大勝したものの、第1節の天理戦で黒星を喫しており、最終節で東海大に勝ってもアドバンテージポイント(各地域リーグの上位3チームに、順位に応じて加算されるポイント)の関係で上回ることはできず、2季連続で4強入りを逃した。

 プールCでは、白星発進していた同志社大が筑波大に22-36で敗れた。後半10分までに相手に4トライを奪われ、8-26と追う展開になった同志社は、同17分にセブンズ日本代表のWTB松井千士がインゴールでボールを押さえ、23分にはモールで押し込むなどして4点差に詰めた。が、筑波はリスタート直後に主将のPR橋本大吾が相手のキックをチャージしてチャンスとなり、日本代表ワールドカップメンバーでもあるWTB福岡堅樹がトライを決めて勝利を引き寄せた。
 ともに1勝1敗となり、アドバンテージポイントの差で同志社が総勝点9、筑波は総勝点7となっている。
 そんななか、この組で首位に浮上したのは大東文化大だ。第1節での筑波戦勝利に続き、第2節では慶應義塾大に40-14で快勝して総勝点12。トンガ出身のNO8アマト・ファカタヴァがダイナミックな走りでゴールラインを割り、WTBラトゥ クルーガーの正確なゴールキックも大差がつく要因となった。28-0で入った後半早々にも、自陣深くでターンオーバーするとタップから果敢に攻め、CTB戸室達貴がロングラン。ディフェンスでも相手にプレッシャーをかけ続け、後半24分にはFB菊地孝二が走り切って勝負を決めた。
 16シーズンぶりのベスト4入りに近づいた大東文化大は、27日の最終節で同志社大と対戦する。

 プールDで白星発進した明治大と流通経済大の対戦は、予想外の大差がついた。明治は17-7で迎えた後半6分、FB田村熙のナイスタッチからゴール前のラインアウトとなり、モールで押し込みリードを拡大。その後、流経大のパワフルなLOタウムア・ナエアタにゴールラインを割られたものの、明治は好タックルを連発して流れを相手に渡さなかった。明治大のテンポの良い攻撃に流経大は反則が続いて1人シンビンとなり、数的有利となった10分間で3トライを追加した明治が52-14でノーサイドの笛を聞いた。
 2勝0敗となった明治大は総勝点14、1勝1敗の流通経済大は総勝点8となった。
 立命館大と京都産業大の関西勢対決は36-15で立命館大の勝利。1勝1敗となった立命館(総勝点7)は、明治との勝点差は7で逆転は不可能だが、今季ラストゲームとなる27日の明大戦にすべてをぶつける。



RMワールドカップ2019ラグリパcolumn2