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【関東大学春季大会】新主将決まった流経大、明大に得点差以上の快勝。

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春季大会初勝利を挙げた流経大。写真はWTB落合知之(3年・北越)。
(撮影・松本かおり)


 5月9日、ニッパツ三ツ沢で行われた関東大学春季グループAの流経大×明大は、終始主導権を握った流経大が33-24で初白星を手にした。

 前節、早大に惜敗した流経大は、「勝つこと」と「セットプレー」をテーマに戦いに臨んだ。前半はチャンスを迎えたスクラムで明大にターンオーバーを許すなど、昨年の強力スクラムを支えたPR山根皓太の不在による不安定さも露呈したが、それも想定内。「新しいメンバーが明治の強いスクラムを体感して、どれだけチャレンジできるか」と内山達二GM兼監督は話した。

 その一方で、攻撃スタイルは明確だった。昨年から積み上げてきた展開力がこの日も充実。前に出たポイントでは、SH黒木大貴、SO東郷太朗丸が素早く外にボールを運び、17分、25分と連続トライを挙げる。後半も2分、6分と先にトライを奪い28-7。最後は33-24と詰められたが、トライを奪う道筋では快勝の内容だった。防御でも、明治の素早い攻撃に我慢して止め続けることで最終的にはターンオーバーに持ち込む。チームに自信を与えただろう。

 流経大は部員投票と内山監督の意見も踏まえ、LO加藤優来が新主将に決まった。
「派手ではないが、身体を張れるところが部員の信頼を得たのでしょう」と内山監督。主将本人は、「ふさわしい行動が求められます。ラグビー自体は昨年からやってきたことを忠実に実現していきたい」と語った。北海道の遠軽高時代も主将経験がある。「帝京大を破り、大学日本一を目指す」と強い意志を持ってチームの先頭に立つ。

 敗れた明大は自らの反則で得点機を逸するなど、チグハグだった。7-14で迎えた前半終了間際、敵陣ゴール前でラインアウトの好機を得たが、丹羽政彦監督が「試したかった」と話したモールを組む前にノットストレートでボールを失う。スクラムでは優勢に戦ったが、押し切るまでには至らず。流経大CTBテアウパ・シオネにかわされる場面も目立ち、個々の課題が明確になった。

(文・福田達)

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明大優勢のスクラムも、流経大にとっては大きな経験に。(撮影・松本かおり)

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