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女子セブンズ日本代表は最終パリ大会初日に奮闘するも3連敗 降格確定


スペイン戦でトライを挙げる谷口令子(撮影:出村謙知)

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アメリカ戦で独走トライを決める鈴木彩夏(撮影:出村謙知)

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女子セブンズ日本代表をけん引する中村知春。フランス戦の入場シーン(撮影:出村謙知)


 女子セブンズ日本代表が国際サーキット「ワールドラグビー 女子セブンズシリーズ」のコアチームから降格することが決まった。同シリーズの2017-2018シーズン最終ラウンド(第5ラウンド)、パリ大会が現地時間6月8日に開幕し、日本はプールステージでアメリカ、フランス、スペイン相手に3試合とも競ったが、全敗。4ラウンド終了時点のシーズン総合順位で、フル参戦するコアチーム中最下位(11位)だった日本は、10位フィジーとのポイント差は13で、逆転するためには、パリ大会では最低でもベスト4以上が求められたが、カップトーナメント進出を逃したため最大でも4ポイントしか獲得できなくなり、今季コアチームのなかで最下位が確定した。

 パリ大会初戦は、今シーズン銀メダル(第1ラウンド)と銅メダル(第4ラウンド)を獲得しているアメリカ相手に、19-24と善戦した。
 序盤、平野優芽が抜け出した相手ランナーにしぶとく食い下がり、大黒田裕芽はブレイクダウンで激しくファイトした。
 0-17で迎えたハーフタイム前、平野と立山由香里の連係で壁に穴を開け、中村知春、大黒田とボールをつなぎトライを奪い返した。
 後半早々に点差を広げられたが、5分、鈴木彩夏が自陣10メートルラインから中央突破で独走し、14−24。試合終了前も連続攻撃でゴールに迫り、バティヴァカロロ ライチェル海遥がクイックタップからトライを奪ったが、リスタートの時間は残っていなかった。

 プール第2戦は、地元ファンの声援を受ける今季総合3位のフランスに挑み、26点ビハインドから追い上げたが、17-26で敗れた。
 序盤にブレイクダウンでのターンオーバーから連続失点し、その後、相手に2トライを追加され、0-26と大差をつけられた。
 しかし、後半3分過ぎにフランスがイエローカードを提示され、数的有利となった日本は直後、すばやいボール回しからバティヴァカロロがトライを獲得。6分にも日本の背番号3がブレイクスルーでゴールに持ち込んだ。スタミナがある日本は、試合終了間際にも果敢な連続攻撃でフランスを疲れさせ、バティヴァカロロがハットトリック達成で意地を見せた。

 プール最終戦でスペインに勝てばカップ準々決勝進出(8強入り)の可能性はあったが、今季第3ラウンドの北九州大会でベスト4入りしていたスペインも難敵で、10-21で敗れた。
 序盤のガマン比べを制したのはスペインで、日本はこの試合も追う展開となった。0-14で迎えた前半の終盤、大黒田からのキックパスを確保した谷口令子がゴール右隅に押さえ、5−14で折り返した。
 後半2分には、バティヴァカロロが左サイドを振り切ってゴールに持ち込み、4点差とする。しかし2分後、スペインがつないで大きな追加点を獲得。日本はラストアタックでゴールに迫ったが、スペインが耐え、熱闘は終わった。

 シーズン最終日となる9日、日本は9位以下のチームが競うチャレンジトロフィートーナメントに臨み、ロシアと対戦する。

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