セブンズ

世界トップクラスレフリーのジュベール氏が引退 7人制でも責務終える

クレイグ・ジュベール レフリー。ワールドラグビーセブンズシリーズで200試合目、そしてレフリー人生最後の試合となったロンドンセブンズ準決勝のフィジー対アイルランド戦(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 世界で最も経験豊富なトップレフリーのひとりであるクレイグ・ジュベール氏が、ワールドラグビーセブンズシリーズにおいて200試合目のレフリーを務めた先週末のロンドンセブンズを最後に、引退した。プロフェッショナルレフリーとしてのキャリアは約15年。国際統括団体のワールドラグビーもツイッターで、彼の長年の功績に敬意を表している。

 南アフリカ出身のジュベール氏は、レフリーだった父の影響もあり16歳の頃からグラウンドでゲームを円滑に進める経験を重ねてきた。銀行で5年働いたが、ラグビーとの両立が難しくなり、2003年にフルタイムのレフリーとなる。
 南ア国内最高峰大会のカリーカップで80試合、スーパーラグビーでは100試合以上レフリーを務め、テストマッチ69試合で笛を吹き、2011年のワールドカップ決勝でも大役を任された。

 そして、2015年のワールドカップ準々決勝、オーストラリア代表×スコットランド代表戦の終盤、2点差と緊迫した局面で、のちに世紀の大誤審といわれるジャッジを下し、逆転負けをしたスコットランドのファンを中心に世界中から厳しく非難され、時の人となった。

 2016年に15人制の試合から退いていたが、7人制の試合に専念し、ロンドンで新たな偉業を達成した。

 40歳のジュベール氏はワールドラグビーのレフリー・タレント・デベロップメント・コーチでもあり、今後もレフリーの育成・指導に情熱を注ぐ予定。

kantoRMワールドカップ2019ラグリパcolumn2