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フランス代表歴代2位のトライゲッター、クレールが引退表明。


2011年W杯の日本戦で小野澤宏時にタックルされるヴァンサン・クレール(Photo: Getty Images)

 フランス代表歴代の2位の通算34トライを挙げ、2011年のラグビーワールドカップで最多トライゲッターとなったWTBヴァンサン・クレールが、4月17日に自身のツイッターで今季かぎりでの引退を発表した。

 来月に37歳の誕生日を迎えるクレールは、「私は自分のキャリアを終えることを決めた。子どもの頃からの夢のなかで生きてきたが、もう時間だ」と思いを綴っている。

 トゥールーズに14季在籍して欧州制覇3回、フランス国内大会優勝3回に貢献したクレールは、いまはトゥーロンに所属しており、引退する前に「もうひとつタイトルを獲得したい」と情熱を燃やす。トゥーロンは今季、ヨーロピアン・チャンピオンズカップは準々決勝で敗退したものの、フランス最高峰リーグのトップ14では現在4位につけており、プレーオフ進出が濃厚だ。

 2002年にフランス代表でデビューし、11年間のインターナショナルキャリアで67キャップを重ねた。テストマッチ通算34トライのうち、11トライは2大会出場したワールドカップで記録している。2011年大会は最多タイの6トライを挙げて決勝進出に大きく貢献。シックスネーションズ優勝には3度関わり、2007年大会のアイルランド戦では試合終了間際に逆転トライを挙げて伝説となった。

 フランス屈指のフィニッシャーであり、今年3月10日のアジャン戦でトップ14歴代最多タイ記録となる100トライ目を挙げている。
 昨年1月にアキレス腱を断裂したとき引退が頭をよぎったというが、「歴史は終わっていない。まだ書き留める章が残っている」と思い直して復活。再び走り続け、もうすぐ完走しようとしている。

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