セブンズ

コアチーム昇格へあと2勝。男子セブンズ代表、次は準決勝、アイルランド戦。

ウルグアイ戦で先発した橋野皓介。(撮影/松本かおり)



 あと2勝まできた。
 プール戦でE組2位となった男子セブンズ日本代表だ。「Cathay Pacific/HSBC 香港セブンズ 2018」(HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ 2017-2018 第7戦・香港大会)の中でおこなわれているコアチーム昇格決定大会のノックアウトステージ。その準々決勝でウルグアイに26-19で勝ち、4月8日におこなわれる準決勝(12:54キックオフ/日本時間13:54)でアイルランドと対戦する。
 来季のワールドシリーズのすべてに参加できる権利を得られるのは優勝チームだけ。あと2つ、どんな内容でも勝てばいい。

 今大会でいちばんの試合を経て準決勝に臨める。日本は、ここにきて調子が上がっている。ウルグアイ戦に先発した橋野皓介は「ウガンダ戦まではあまりよくなかったが、いい試合ができた」と振り返った。
「(チームとして)固まれた」
 チームをコントロールする立場として、そう感じた。

 先制トライはキックオフ直後。相手の蹴ったボールをレシーブしたシオシファ・リサラが、自陣からそのまま長い距離を走り切った。
 2分41秒、キックを防御裏に転がしたウルグアイにトライ(+ゴール)を許して一時は逆転されるも、前半終了間際にフェーズを重ねて坂井が逆転トライ(+ゴール)を決めた。
 12-7でハーフタイム。しかし両チームのパフォーマンスを比べれば、その内容は点差より開いているように見えた。

 後半は、日本がボール保持時間を伸ばして差を開いていった。
 前日夜、「無理してオフロードパスをしない。攻守とも粘ろう」と小澤大主将が何度も呼びかけた。それを全員で実践した。

 1分過ぎだった。反則をとられるも、ウルグアイがタッチに蹴り出そうとしたPKをミスした。そこを攻めた。
 ジョセ・セルがトライ。坂井がゴールを決めて19-7と差を広げた。
 その1分後には、蹴り上げたキックオフボールを自ら確保して攻める。ジョセファ・リリダムがインゴールに駆け込んだ。またも坂井がゴールを決めて勝負を決めた(26-7)。
 終盤に2トライを許すも、ダミアン・カラウナ ヘッドコーチは「ディフェンスが良くなってきた」と評価した。

 準決勝で戦うのは、プール戦をダントツの全体1位で勝ち抜いたアイルランドだ。G組でクック諸島(41-5)、ジャマイカ(26-0)、ウルグアイ(36-0)と安定した戦いを見せ、準々決勝ではジンバブエを38-5と破り好調を維持している。
 小澤大主将は「(明日は3日目で)どこのチームも疲れていると思うが、そういう中で勝つためにこれまで走ってきた。勝ちたい気持ちをどこよりも強く持って戦いたい」と話し、「最後まで少しでもレベルアップする」と決意の強さを見せた。
 橋野は言う。
「明日も(トライを)取り急がないこと。ディフェンスも面が揃ってきた」
 やってきたこと、そして自分たちを信じる。絶対にあと2試合戦い、勝ち抜きたい。






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