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『前へ!』の魂で、できた。


鈴木健三プロデューサー。刈谷北高‐明大。明大時代は大学選手権連覇を支えたLO。プロレスラー「KENSO」としても知られる

 3月31日土曜の夕方、放送が予定されているラグビーのドキュメント番組。『前へ〜明大ラグビー部のキセキ〜』を手掛けたのは、実は明大ラグビー部OBである。

 鈴木健三。191aの長身と大きな骨格は43歳のいまも圧倒的だ。一般的には、もう一つの顔であるプロレスラーとして知られるアスリートだが、ラグビーのキャリアも華やか。大学2年時からLOで先発出場、1995年、1996年の大学選手権連覇を支えた。日本A代表にも選出されたが、本人には違った希望があった。

「マスコミ志望だったんです。新聞や雑誌、ベースボール・マガジン社にも入社を希望していました。結局、書くほうではなく、映像の世界に」

 卒業後は東海テレビに就職、そこから一転、プロレスラーの道を突き進むのだから面白い。さまざまな団体を経験し、アメリカ、メキシコなど海外でも活躍した「KENSO」は、なお現役でリングに立つ。

「ハイ。一昨日も後楽園で」

 食事をしたかのように振り返るのは、プロレスの試合出場である。
 
 レスラーとしてリングに上がりつつ、テレビの世界に戻ったのは昨年。共同テレビジョンのプロデューサーとして、番組を企画から作り上げることを生業としている。

「やはりモノづくりの現場は楽しいですね」

 手がけるコンテンツは、大好きなプロレス、そしてラグビーを扱うもの。鈴木健三ラグビー企画の初めの一歩になるのが、『前へ〜明大ラグビー部のキセキ〜』だ。

「企画を進めていく途中には、プロデューサーとして『ここはピンチ、踏ん張りどころ…!』 という局面があるものです。そんな時、自分が明治のOBなんだと気づかされます。つまづいても転んでも、愚直にまっすぐ前に進み続けること。そうすれば道は開けると信じて、ここまで来ました」

 鈴木健三、渾身の一作、キックオフは土曜夕方。

●『前へ〜明大ラグビー部のキセキ〜』
放送:BSフジ・2018年3月31日(土)午後6時〜6時54分

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