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ラグビー登山家・長澤奏喜の冒険@ ファンから作りあげる「Unity」を!

11か国目の最高峰。ウルグアイのカテドラル丘(514m)にて。



 2019年日本開催のラグビーW杯の大会テーマをご存知だろうか?
 知っている方ももちろん多いと思うが、「Unity」である。
 「団結」、「結束」を意味する。

 ラグビーワールドカップにとっての新しいテリトリーである日本(アジア)とラグビー伝統国の選手、ファンが「一体となって」、ラグビーをグローバルスポーツにするために大会を「一緒に」創り上げる。
 日本の人々、そして全世界のラグビーファンがラグビーの精神を「共有」し、「団結」する。
 そして、開催都市を中心に日本全国が「結束」して、世界中から集まったラグビーファンをもてなし、素晴らしい体験をしてもらいたい。
 「Unity」には、それらの思いが詰まっている。

 「Unity」のテーマをくみ取り、その精神性を拡大させればさせるほど、このテーマが持つ存在感は強固になる。
 それは、大会がより力強い求心力を持たせることを意味する。

 現在、ラグビー登山家として名乗って現在活動している。ラグビーマガジン2017年12月号の巻末インタビュー記事にも掲載してもらった。

 トーナメントマークにインスピレーションを受けたのがきっかけだった。
 富士山と重なっている日の出のデザインが、まるでラグビーボールを山頂にトライしているように見えた。その衝動から、過去にラグビーワールドカップに出場した25か国に向かい、それぞれの最高峰に、ラグビーボールでトライするという世界初の冒険を続けている。
 これまでに、11か国の最高峰の山頂にトライをした。1月18日にはアルゼンチン最高峰のアコンカグア(6,960m)に2度目の挑戦で登頂し(1月3日に初めての挑戦時は6,400mで高山病にかかり敗退)、2月1日にはウルグアイ最高峰、カテドラル丘に登頂&トライした。

 世界中のラグビーファンとの「Unity」を体現しようと、現地に直接出向き、国外のラグビーファンと接触している。この冒険を支援してくださっている人も少なくない。その中で感じるのは、世界中のラグビーファンが2019年のラグビーワールドカップを心の底から楽しみにしていることだ。
 日本での開催が決定してから8年半が過ぎようとしている。しかし、日本国内での認知度がなかなか向上しないと感じているのは、僕だけではない。ラグビーを愛する国内のファンであれば、誰しもが歯がゆい思いをしているだろう。
 ルールがわかりにくいラグビーは、それを知らない者たちへ拡散されにくい。個人の嗜好で情報にフィルターをかけられるこの時代、ラグビーというワードは、興味、関心のない人々へリーチしにくいものだ。卓球やフィギュアスケート、陸上など、若い世代のアスリートがめざましい活躍をしているから、なおさらだ。

 そんな中で、ラグビーワールドカップという灯火をいかに大きくな炎にしていくか。
 この任務は選手、ラグビー協会だけのものではなく、むしろ、僕たちファンが一番の担い手であると思っている。

 今こそ「Unity」を掲げ、一致団結し、この困難を乗り越えるべきではないだろうか。
 「Unity」の灯火を拡大させるのはファン一人ひとりの手の中にある。
 時は刻々と迫っている。





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