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ヘル ウヴェ、サンウルブズ2度目のチャレンジのテーマは何?


昨年はサンウルブズで10試合に出場したヘル ウヴェ(Photo: Getty Images)

 国際リーグのスーパーラグビーへ日本から参戦するサンウルブズは、発足3年目となる今季、別府、北九州でのキャンプでタフな練習を繰り返した。

 例えば北九州合宿4日目の2月6日の午後は、ラグビーの実戦練習の仕上げに腕立て伏せ、ローイング、エアロバイクなどのサーキットトレーニングを実施。休みなく追い込まれるなか、息を上げる選手も複数いた。

「プレシーズンは、これくらいタフセッションがちょうどいいと思う。この練習は、試合よりもハード。これをやれば、試合は簡単になる」

 ヘル ウヴェ。サンウルブズ参加2シーズン目となる、トンガ出身の日本人LOだ。身長193センチ、体重115キロというサイズの持ち主で、国際舞台でも強烈な突進やボールへの絡みで魅了する。ジェイミー・ジョセフ率いる日本代表では、7キャップ(国際真剣勝負への出場数)を獲得してきた。

 今季からそのジョセフを指揮官に招いたサンウルブズの一員として、こんな目標を掲げる。

「去年は50、60分ぐらいで疲れてしまっていた。今年は80分、同じパフォーマンスを100パーセント、出したい。このプレシーズンのタフな練習で、(その下地を)作りたいね」

 国内所属先のヤマハなどでもフル出場の機会が限られているが、今季は最初から最後まで持ち味を発揮できるようになりたいという。苦しい表情を浮かべながら取り組むタフなセッションは、目標達成のための助走と捉えている。

 今季のサンウルブズのLO勢には、ジェームス・ムーアやグラント・ハッティングなど、将来の日本代表入りを期待される海外出身者も多い。ヘルにとっては定位置争いが激化しそうだが、本人は「いいコンペティションがあるのはいいこと」と笑う。

「もし自分がいいパフォーマンスができなかったら、(メンバーに)入れない。いつも、いつも、自分のベストを100パーセント出す」

 まず見据えるのは、東京・秩父宮ラグビー場で2月24日におこなわれるブランビーズとの初戦だ。

(文:向 風見也)

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