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女子セブンズ日本代表 シドニー大会で強豪イングランドから今季初勝利!


強気のリーダー。イングランド戦で勝ち越しトライを挙げた中村知春主将(撮影:出村謙知)

 女子セブンズ日本代表が「ワールドラグビー女子セブンズシリーズ 2017−2018」で初勝利を挙げた。2季ぶりにコアグループ(シリーズ全大会に参加できるトップ11)に復帰し、12月のドバイ大会は5戦全敗に終わったものの、1月26日に開幕した第2ラウンド・シドニー大会のプールステージで、イングランドを17−10で下した。
 イングランドは過去にカップ優勝したことがあり、今夏のワールドカップ・セブンズでもメダルを狙う強豪。日本は招待チームとして参加した昨年6月下旬のクレルモン=フェラン(フランス)大会で、15人制代表も兼ねる主力が不在だったイングランドから初勝利を挙げていたが、今回は、2017女子ラグビーワールドカップ(15人制)で2大会連続の決勝進出を遂げたスター選手のエミリー・スカーラットなどもセブンズチームに復帰しており、価値ある金星となった。

 シドニーセブンズ、プールBの初戦でニュージーランドに7−48と完敗した日本。第2戦では、自国開催ワールドカップ・セブンズへ向け強化を進めるアメリカと対戦し、大柄な相手に高さとパワーでも圧倒され、0−38と屈した。

 しかし、プール最終戦となったイングランドとの試合では、前半2分、大竹風美子(日本体育大1年)と中村知春(ARUKAS)の連続オフロードで壁に穴を開け、田中笑伊(國學院栃木高3年)が先制。3分過ぎに追いつかれたが、ハーフタイム前に敵陣深くでPKを得ると、キャプテンの中村が自ら仕掛けてゴールラインを割り、12−5と勝ち越して前半を終えた。
 後半早々、しぶといディフェンスでボールを奪い返した日本は、鈴木彩夏(RKU龍ケ崎GRACE/流通経済大2年)が鋭いステップで防御網を切り裂いてゴールに運び、リードを拡大。その後、イングランドに2トライ目を奪われ7点差に詰められたが、終盤はボールをキープして相手にチャンスを与えず、接戦をものにした。

 プールBではニュージーランドが全勝で、日本、イングランド、アメリカが1勝2敗で並んだが、得失点差により、日本は惜しくもベスト8入りを逃した。27日はチャレンジトロフィー(9〜12位決定トーナメント)に臨み、同準決勝でフィジーと対戦する。

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アメリカ選手を振り切ろうとする横尾千里(撮影:出村謙知)

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