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明治大が19年ぶりに大学選手権決勝進出! 大東文化大に逆転勝ち


好走を連発し、2トライを挙げた明治大のWTB山村知也(撮影:松本かおり)

 第54回全国大学ラグビー選手権大会は、1月2日に東京・秩父宮ラグビー場で準決勝がおこなわれ、1996年度以来13回目の優勝を目指す明治大が43−21で大東文化大に逆転勝ちし、19年ぶりの決勝進出を決めた。

 先制したのは大東大だった。序盤から敵陣深くに攻め込み、前半8分、スクラムからNO8アマト・ファカタヴァが持ち出してゴールに入り得点した。
 明大は14分、ゴールに迫りピック&ゴーを繰り返してLO箸本龍雅がインゴールにねじ込み、キック成功で7−7の同点とする。
 しかし25分、関東大学リーグ戦王者の大東大はラインアウトからモールで押し込み、勝ち越し。
 明大は36分、敵陣深くで相手にプレッシャーをかけターンオーバーし15フェイズを重ねたが、得点ならず、7点ビハインドで折り返した。

 追う明治は後半、攻撃のリズムがよくなり、52分(後半12分)、WTB山村知也が鋭いステップとスピードで3人のタックラーを振り切ってゴールに持ち込み、コンバージョン成功で14−14の同点に追いついた。そして59分、PGで勝ち越す。
 61分には副将のCTB梶村祐介がディフェンスでボールを奪い返し、自ら蹴ったボールをチェイス、今度は敵陣深くで相手CTB畠中豪士のキックをチャージし、自らインゴールに押さえてチームに勢いをつけた。
 明大はさらに64分、WTB高橋汰地のビッグゲインで敵陣22メートルライン内に入り、継続して、HO武井日向がゴールに持ち込み追加点。71分にはCTB梶村のインターセプトからWTB山村のトライが生まれ、36−14とリードを広げた。
 大東大は74分にFL湯川純平がトライを奪い返したものの、明大は78分、ディフェンスで相手にプレッシャーをかけて、こぼれ球を拾ったSO松尾将太郎がゴールに持ち込み、勝利を決定づけた。

 敗れた大東文化大の青柳勝彦監督は、「前半はいいリズムで終えたが、後半は自分たちの持ち味であるスクラムを組むチャンスが少なく、明治の激しいアタックに受けてしまった」とコメント。キャプテンのFL河野良太は「徐々に明治の強いアタックに自分たちのディフェンスをできなくなったのが敗因だと思う」と語り、悔しさをかみしめた。

 一方、勝った明治大の丹羽政彦監督は、「風下の前半を我慢して、後半40分しっかりアタックしようと。ディフェンスで前に出られたのも大きかった」と戦いを振り返る。キャプテンのLO古川満は「後半は相手の足が止まって、ボールキャリアが前に出られていた。それも前半に体を当てられていたからだと思う」と勝因を語り、1月7日の決勝を見据える。

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