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NTTドコモ セロン ヘッドコーチが今季かぎりで退任の意向


U20南アフリカ代表を率いていた頃のダヴィー・セロン氏(Photo: Getty Images)

 NTTドコモレッドハリケーンズのダヴィー・セロン ヘッドコーチが、今シーズンをもって退任する意向であることが明らかになった。アフリカーンス語の新聞『Rapport』など、南アフリカの複数メディアが報じている。
 U20南ア代表ヘッドコーチを6年務め、ジュニア大会で世界一に導いたこともあるセロン氏は、2016年にNTTドコモの指揮官に就任。当時、地域リーグのトップウェストAにいたドコモを1年でトップリーグに再昇格させ、今季はその日本最高峰リーグで、NO8ワーレン・ホワイトリーやFLハインリッヒ・ブルソーといったワールドクラスを含む多くの選手を怪我で欠きながらも、12節を終えた時点で5勝7敗と健闘している。

 南アメディアによれば、当初はNTTドコモから3年契約のオファーをされていたというセロン氏だが、家族として2年間のプロジェクトにすることを決めていたようで、今シーズン後には母国・南アに帰ることを希望し、来季はドコモで指揮を執るつもりはないことを、先週はじめに代理人に伝えたという。「日本での2年間は信じられないほどの経験で、間違いなく価値があった」というセロン氏だが、帰国して物事が正常に戻る時が来た、と本人が語っている。
 次の働き場について、まだ地元チームとは交渉していないようだが、南アラグビー界に貢献する立場に立つことを望んでいる。

 今季トップリーグは12月24日がレギュラーシーズン最終節。ドコモは自分たちのNEC戦はもちろん、勝点22で並ぶクボタ(NTTコミュニケーションズと対戦)の結果次第で、9〜12位決定トーナメントへ進むか、入替戦や自動降格に関わってくる13〜16位決定トーナメントに進むかが決まる。
 セロン ヘッドコーチが目指すのは9位で、達成できればドコモ史上最高成績となる。

 ほかの南ア人指導者では、東芝ブレイブルーパスのジェームス・ストーンハウスFWコーチとピーター・ロッソウBKコーチも今季かぎりでの退任が濃厚と見られている。2013年の南ア最優秀コーチであるストーンハウス氏は、東芝での3シーズンを終えたあと、かつて指揮を執ったピューマズのディレクター・オブ・ラグビーに就任するだろうと『Netwerk24』は報じた。ロッソウ氏は南ア高校ラグビー界の強豪校、パールジム高校に加わりそうだ。

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