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首都大東京、神奈川大が関東大学リーグ戦3部昇格決めた!


3部昇格を祝う首都大東京の部員たち(撮影:見明亨徳)

 関東大学リーグ戦の3部・4部入替戦が12月10日、拓殖大グラウンドでおこなわれた。
 4部優勝の首都大東京は後半3トライを挙げ、35−12で3部8位の千葉大を下した。4部2位の神奈川大も後半に逆転し、27−12で3部7位の横浜国立大を制して、ともに2018年シーズン3部昇格を勝ち取った。

『首都大は後半、3連続トライで突き放す』

 首都大東京×千葉大。前半開始は千葉大が優位で進める。首都大はボールを確保すると自陣から回して前進を狙うが、千葉大ディフェンスの前にノックオンなどを繰り返した。
 最初の得点は首都大だった。17分、マイボールスクラムを自陣からしつこく進み、FL辰巳紘奨(本郷)が左中間へ飛び込んだ。コンバージョンはFB柳田亮(桐蔭学園)が確実に決めた。ラグビー強豪校出身者が躍動した。さらに24分、千葉陣内スクラムから展開し、PR間のパスでゴールラインへ迫ったがノックオンでトライを逸した。

 千葉大も反撃する。33分、首都大ゴール前5メートルの反則からラックを作りポスト左へボールを運んだ(ゴール成功で7−7、同点)。しかし前半終了間際、首都大がゴール前ラインアウトを得るとフォワードがモールで押し切り勝ち越しで終えた(14−7)。

 後半、最初の得点は千葉大。主将の左WTB三宅大輝が右スミへ飛び込み2点差に迫った。だが千葉の得点はここまで。首都大は21分に千葉陣の千葉大ラインアウトをターンオーバーしトライを奪う。30分はマイボールラインアウトから進みトライラインを越えた。ラストは40分、反則を得てラインアウトへ。ボールを蹴りだせばノーサイドになるが、攻め続けた。この日、ルーズボールへの働きかけフィールドプレーで貢献していたPR佐々木大輔がゴール中央へ持ち込み、35−12で3部昇格を決めた。

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首都大キャプテンのNO8田村は試合後、笑顔で語りかけた(撮影:見明亨徳)

 首都大は2016年シーズンに4部へ昇格、2年間で1ランク上へ進むことになった。再三、厳しいタックルを見せ、チームを奮い立たせたキャプテンのNO8田村康平は2年時も4部昇格へキーマンとなった。本郷ではレギュラーも全国に届かず。「自分たちで練習内容を決めてチームを強くする。高校とは違ったラグビーを4年間楽しめた。主将もできて自分の糧になりました」。最後の円陣では下級生に、より厳しい戦いとなる3部への期待を語っていた。卒業後は専攻の生命科学分野を活かすため大手食品メーカーへ進む。「会社にはラグビー部が無いのでどこかクラブで続けたい」。

 先制トライの辰巳は2年生。「中学(本郷)から高校、大学と一緒にラグビーをやってきた先輩を笑顔で送りだせることができた」とこちらも笑顔。
 この日、FB柳田は5本のコンバージョンをすべて決めた。来年は4年となる。「高校とは違うレベルのラグビーに最初は戸惑ったが、みんな努力している。2部に上がれば後輩たちが、桐蔭の後輩とも戦えますね」と更なるレベルアップを目指す。

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神大(黒ジャージ)と横国大(緑白)が意地でぶつかる(撮影:見明亨徳)

『神奈川大、後半の逆転劇で3部へ』

 神奈川大×横浜国立大。前半はシーソーゲーム。8分、横国大が神大ゴール前の反則からあっさりと先制トライを奪う(5−0)。神大も12分、28分とPGを重ね、5−6と逆転した。34分、横国大は神大22メートルのスクラムから、最後はキャプテンのCTB三浦峻鼓がファイブポインターとなり、逆転で前半を終えた(12−6)。
 しかし神大は落ち着いていた。「前半は相手の様子を見よう。後半は自分たちの戦いをするプラン」(渡辺健太郎キャプテン)。そして6分には右ラインアウトをモールで押すと見せかけ、素早くサインプレーでBKへ。中央への逆転トライを生んだ。27分、37分と連続トライし、結果は神大が27−12で完勝だった。「後半に入った選手がよく動いてくれた。3部復帰も久しぶりで楽しみ」と松本竜郎監督は選手を讃えた。
(文:見明亨徳)

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勝利の栄光は神奈川大に訪れた(撮影:見明亨徳)


<関東大学リーグ戦 2部・3部入替戦 結果>
●国士舘大(2部7位) 47−5 防衛大(3部2位)
●朝鮮大(2部8位) 34−19 駿河台大(3部1位)
 ※ 2部チームが残留決定

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