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【ドバイセブンズ】 女子日本はフィジーと競るも全敗で最下位 優勝は豪州


アイルランド戦でチャレンジする鈴木彩夏(撮影:出村謙知)

 ワールドラグビー女子セブンズシリーズに“コアチーム”(シリーズ全大会に参加できるトップ11)として2季ぶりに復帰した女子セブンズ日本代表だが、最初の大会は、5戦全敗で最下位に終わった。
 11月30日に開幕した第1ラウンドのドバイ大会。初日のプール戦で強豪のオーストラリア、ロシア、イングランド相手に3連敗だった日本は、2日目(12月1日)は下位4チームによるチャレンジトロフィー準決勝に臨んだが、アイルランドに5−38で敗れ、11位・12位決定戦ではフィジーと競ったものの15−17で惜敗した。

 アイルランド戦は立ち上がりにブレイクダウンでターンオーバーされたあと先制を許し、パスとステップで翻弄されて3連続トライを奪われた。ハーフタイム前に敵陣深くでのスクラムでターンオーバーしてボールを奪い返し、相手の反則があったあと、キャプテンの中村知春がゴール前のタップから突っ込み5点を返したが、後半も相手に主導権を握られ、完敗となった。

 フィジー戦は、速く前へ詰めるディフェンスで相手を自由にさせず、前半2分にボールを奪い返すと、今大会の最年少選手である17歳の平野優芽が鋭く切り込んでゴールに迫り、すばやくつないで中村が先制した。
 しかし、3分後に大外を破られ同点にされると、リスタートのキックオフでボールを確保できず、フィジーに一気に攻め込まれ逆転された。
 後半2分、大黒田裕芽のトライで10−10と追いつき、再び勝ち越されたあと、粘る日本は7点を追う終盤にまたも大黒田がゴールに持ち込み点差を詰めたが、コンバージョンキックは外れ、惜敗となった。

 稲田仁ヘッドコーチは「目標の8位には届かなかったものの、昨シーズンのフランス大会以降取り組んできたフィジカル、セットプレーの強化などでは一定の成果は出てきている。しかし、世界との差は明らかで、これを埋めるためのスキルや運動量、攻撃を継続することなど、全てにおいてレベルアップする必要がある。ドバイ大会をスタート地点にし、次戦以降に向けてしっかりと準備する」とコメント。

 中村キャプテンは「ハーフブレイクやディフェンスの場面での粘り強さには手応えを感じたが、プレッシャーを受けたなかでのプレー精度が低かった。ハーフブレイク後の判断やオフロードもつたなかった。もう一度、世界レベルのプレッシャー下でのアタック精度を上げ、トップ8に手が届くよう頑張る」と語り、1月下旬に開催される第2ラウンドのシドニー大会(オーストラリア)を見据えた。

 なお、ドバイ大会で優勝したのは、2016リオ五輪金メダルチームのオーストラリア。カップトーナメント準々決勝でイングランドを29−12、準決勝でカナダを25−7で下すと、決勝では、昨季総合チャンピオンのニュージーランドを倒して勝ち上がってきたアメリカと対戦し、6トライを挙げて34−0で完勝した。
 アメリカは4度目の決勝進出で初のカップ獲得とはならなかった。

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ドバイで躍動した17歳の平野優芽 (撮影:出村謙知)

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2季ぶりの総合優勝へ向け好スタートを切ったオーストラリア

(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


<ワールドラグビー女子セブンズシリーズ 2017−2018 ドバイ大会>

▽カップ準々決勝
・アメリカ 14−12 ニュージーランド
・ロシア 20−7 スペイン
・オーストラリア 29−12 イングランド
・カナダ 24−19 フランス

▽カップ準決勝
・アメリカ 21−12 ロシア
・オーストラリア 25−7 カナダ

▼カップ決勝(優勝決定戦)
・オーストラリア 34−0 アメリカ

▼ブロンズ決勝(3位決定戦)
・ロシア 10−5 カナダ

▽5位決定トーナメント準決勝
・ニュージーランド 43−0 スペイン
・フランス 21−12 イングランド

▼5位決定戦
・ニュージーランド 24−0 フランス

▼7位決定戦
・スペイン 21−14 イングランド

▽チャレンジトロフィー準決勝
・アイルランド 38−5 日本
・南アフリカ 17−14 フィジー

▼チャレンジトロフィー決勝(9位決定戦)
・アイルランド 24−7 南アフリカ

▼11位決定戦
・フィジー 17−15 日本

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