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「フランスはラグビーをプレーできない」 日本戦引き分けに仏メディアは辛辣批判

フランスのレキップ紙。日本選手で写真が使われたのは真壁伸弥。
1面のテニスのデビスカップの横には物騒な見出しが…


 日本に23−23と引き分け、11月のテストマッチを2敗1分の白星なしで終えたフランス。新聞各紙とも、フランス代表の戦いぶりに関して辛辣な批評が並んだ。
 ルモンドは「日本は次々とプレーを展開。特にFB松島幸太朗がフランスのディフェンスラインを何度も狼狽させた。日本がトライを狙ってゴール前ラインアウトを選ぶのに対して、フランスはペナルティゴールを狙って観客からブーイングされた」
 松島に関しての評価は高く、日本対フランス戦に5ページを割いたスポーツ専門紙レキップの見出しには「松島は五郎丸を忘れさせた」とあった。ラグビー専門新聞(週刊)のミディ・オランピックにも「松島はボールを持つたび、フランスに電気ショックを与えた」とある。

 前述のレキップには元フランス代表SHで主将も務めたファビアン・ガルティエ氏のコラムも掲載されており、日本代表を高く評価している。氏はウォームアップの様子から日本代表の充実を指摘。
「メニューが完全に把握されていて、コンディションも整っている」
「日本の選手は、みんなが自分のするべきことを把握している。それぞれが各自の楽譜を奏でて、ハーモニーを聞いているようだ。さらに効率が良い。スマートなランニングコースを走るからワイドで、たくさんのオプションが得られる。見ていて楽しい。最終的に、フランスの2倍のパスをしているが(173 対 83)、驚くことはない。彼らは現代のラグビーをプレーしているのだから」
「この引き分けは、精神的には日本の勝利。幸い、日本は大切な場面で2〜3度、プレーの選択ミスをした」とも指摘している。

「フランスはかつてないほど屈辱的な教訓を与えられた」というのはル・パリジャン。「日本はニュージーランドではない。ティア2国だ。彼らは体格に勝る相手に、自分たちのプレーをどんどん展開した。フランス相手なら簡単だ。ただラグビーをすればいいのだから。フランスはラグビーをプレーできないのだから」

 各紙ともフランス代表に関しての表現は、「みじめ」「無気力」「退屈」「どん底」という言葉が並ぶ。ギ・ノヴェス監督はじめスタッフの退任論も根強いが、来年2月にはシックスネーションズが始まり、体制を変える余裕はない。
 ガルティエ氏は「誰を批判するのではなく、我々はもはや世界のハイレベルではない。シックスネーションズは危険な予感がする」と、フランス代表の行方を危惧している。

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