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ボーデン・バレットが2年連続で年間最優秀選手! 最優秀コーチ賞はエディー

年間最優秀選手賞に輝いたボーデン・バレット(右)とポーシャ・ウッドマン
(Photo: World Rugby via Getty Images)


 ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーの年間表彰式「WORLD RUGBY AWARDS 2017」が、11月26日にモナコのモンテカルロで開催され、年間最優秀選手賞にはニュージーランド代表のSOボーデン・バレットが2年連続で選ばれた。
 ほかにノミネートされていた、チームメイトのWTBリーコ・イオアネ、イングランド代表のSOオーウェン・ファレルとLOマロ・イトジェ、そしてオーストラリア代表のFBイズラエル・フォラウを抑えての受賞となった。
 26歳のバレットは、11勝1分2敗だった今年のオールブラックスで13試合に先発して司令塔を務め、50キャップ目の試合となった6月のサモア戦では弟のLOスコット、FBジョーディーとともに出場して2トライを含め24得点。ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとのテストシリーズでは最多の41得点をマークし、スピードを活かした攻撃的SOとしてだけでなく、FBでも相手にとって脅威的な存在であり、高く評価された。今月4日におこなわれたバーバリアンズ戦では初めてオールブラックスのキャプテンを務めた。

 国際統括団体の名前がIRB(インターナショナルラグビーボード)だった頃を含めて、ワールドラグビー年間最優秀選手賞を複数回受賞したのは、3回輝いたリッチー・マコウとダン・カーター(いずれもニュージーランド)に次いで3人目となった。

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最優秀新人賞のリーコ・イオアネ
(Photo: World Rugby via Getty Images)

 史上最年少の20歳でノミネートされたリーコ・イオアネは、大賞は逃したものの、最優秀新人賞にあたるブレイクスルー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに選ばれている。
 17歳のときからセブンズの国際舞台で活躍してきたイオアネは、リオオリンピック後から15人制にシフトチェンジし、昨年11月にオールブラックスデビュー。今年はレギュラーの座をつかんでテストマッチ11試合に出場し、10トライを記録した。

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クライヴ・ウッドワード氏(右)と最優秀コーチ賞のエディー・ジョーンズHC
(Photo: World Rugby via Getty Images)

 年間最優秀コーチ賞を受賞したのは、イングランド代表のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ。
 イングランド代表は今年3月のアイルランド代表戦で敗れ、シックスネーションズで2年連続のグランドスラム(全勝優勝)とはならなかったが、欧州王者の座を守り、9勝1敗の好成績で今シーズンを終えている。
 ジョーンズは日本代表のヘッドコーチだった2015年に、ワールドカップで南アフリカ代表戦の金星を含む3勝を挙げたことが評価され、その年も同賞にノミネートされていた。イングランド代表の指揮官が年間最優秀コーチ賞に選ばれたのは、2003年ワールドカップで優勝に導いたクライヴ・ウッドワード以来、2人目。

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年間最優秀チーム賞の女子ニュージーランド代表
(Photo: Getty Images)

 年間最優秀チームは、女子ラグビーワールドカップで2大会ぶり5回目の優勝を遂げた女子ニュージーランド代表“ブラックファーンズ”。過去7年間は同国の男子代表“オールブラックス”が連続で受賞していたが、この賞で初めて女子チームが選ばれた。

 そして、女子ワールドカップ2017でダントツの13トライを挙げ、ブラックファーンズの優勝に大きく貢献したWTBポーシャ・ウッドマンが年間最優秀女子選手賞に輝いた。元ネットボール選手であるウッドマンはスピード、パワー、フットワークに優れ、7人制でも活躍。2015年にはワールドラグビーの年間最優秀女子セブンズ選手賞を受賞している。

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最優秀セブンズ選手賞のペリー・ベイカー
(Photo: World Rugby via Getty Images)

 セブンズ部門では、アメリカのペリー・ベイカーが男子の年間最優秀セブンズ選手賞を受賞。世界屈指のスピードランナーである31歳のベイカーは、昨季ワールドラグビーセブンズシリーズで最多の計57トライを挙げ、285得点もトップだった。
 女子の年間最優秀セブンズ選手賞は、こちらもトライと得点の最多スコアラーだったニュージーランドのミカエラ・ブライドが受賞した。

 最優秀レフリー賞に輝いたのはアイルランドのジョイ・ネヴィル レフリー。女子アイルランド代表のバックローだった彼女は2013年にプレーヤーとして引退したあと、レフリーの道へ進み、今年は女子ラグビーワールドカップ決勝で笛を吹き、男子の国際大会でもレフリーを務め、高く評価された

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特別賞を受賞したリッチー・マコウ氏(左)とエドゥアルド・オデリゴ氏
(Photo: World Rugby via Getty Images)

 そのほか、ブエノスアイレスの刑務所で、服役する受刑者が敬意や自己犠牲の精神、規律、連帯感などを養って社会復帰できるようにと、8年前からラグビーを教えるプログラムを導入して500人の出所と再犯の激減に貢献してきた弁護士のエドゥアルド・オデリゴ氏に、キャラクター賞が贈られている。

 IRBやフランスラグビー協会などで働いて特にフランスラグビーの発展に尽力し、今年5月に83歳で他界したマルセル・マルタン氏に功労賞。

 そして、選手協会のメンバーも務め、グラウンド外でも精力的に動き、選手のための環境づくり、重傷を負った選手とその家族への支援、ラグビー普及活動、社会貢献活動などにも取り組んできた、元オールブラックス主将のリッチー・マコウ氏と女子イングランド代表のレイチェル・ブァーフォード氏に特別賞が贈られた。

 トライ・オブ・ザ・イヤー賞は、アルゼンチン代表のFBホアキン・トゥクレットが6月10日のイングランド代表戦でフィニッシュしたチームトライが、ファン投票で最多の1万4000票以上を集め、今年の最高トライに選ばれた。


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