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グローバルアリーナの熱闘を制したのは近鉄! サニックス、悔しい5連敗


激しくぶつかるカーン・ヘスケス(中央左)とトンプソン ルーク(撮影:Hiroaki. UENO)

 「ヘスケス豪快ベーコンバーガー」が堪能できた福岡・グローバルアリーナで、その考案者、カーン・ヘスケスが序盤から躍動した。宗像サニックスブルースの14番を着て今季初先発となった2015年ワールドカップの英雄は、力強い走りでタックラーをひきつけFB屋宜ベンジャミンレイのファーストトライを演出し、17分にもヘスケスのビッグゲインで相手の反則を誘いPGの3点につながった。

 観衆1,585人。しかし、観客席とグラウンドがすばらしく近いグローバルアリーナスタジアムは熱気に満ちていた。近鉄ライナーズのサポーターに負けじと声援を送ったサニックスファンは、地元でチームの連敗ストップを期待したに違いない。

 が、最後に笑ったのは近鉄だっだ。10月1日、トップリーグ第6節。80分過ぎても手に汗握った接戦は、24−18でノーサイドとなった。

 イエローカード2枚で流れが変わった。

 前半26分、サニックスのWTBアンドリュー・エブリンハムが危険なタックルで10分間の退出となると、PGで3点を入れていた近鉄は29分、南アフリカ代表のWTBルアン・コンブリンクが自陣10メートルライン手前の右サイドから抜けて走り切り、コンバージョン成功で逆転した。
 33分にはPRヘンカス・ファンヴィックにも危険なタックルがあったことがTMO(テレビジョンマッチオフィシャル)で確認され、イエローカード。13人になったサニックスに対し近鉄はゲームを優勢に進め、38分、FBセミシ・マシレワがゴールラインを割り、17−8で折り返した。

「本人も反則しようと思っていってるわけではないと思うんですが…」
 サニックスの藤井雄一郎監督は、ひたむきにプレーした結果だと、選手を非難しない。もちろん、規律の重要性はハーフタイムでも確認した。そして、まだ9点差しかないことを選手に伝える。「ショットが決まれば1トライ差だ」。

 一方、近鉄も絶対に負けたくはなかった。昨シーズン、サニックスには悔しい負け方をしていて、そのリベンジに燃えていた。それに、前週の大阪ダービーでは初めてNTTドコモに敗れ、メンタル面のショックは大きく、だからこそ、この試合は勝ち切ることにこだわった。
「精神的に立ち直れるかな、というところもあったんですけど、『しっかり準備して、3勝3敗の五分に戻してリセットしよう』と選手の中で話をしていました」(近鉄・森田尚希バイスキャプテン)

 後半、先に得点したのは15人に戻ったサニックスだった。
 47分(後半7分)、自陣でのスクラム後、SO田代宙士から内返しのパスをもらったWTBヘスケスがブレイクスルー、FB屋宜、WTBエブリンハムとつなぎ、トライとコンバージョンで2点差に詰めた。

 その後、互いにがまんの時間が続く。サニックスに流れが傾きそうな場面は何度もあったが、ハンドリングエラーなどで逆転できない。
「守りに入ってのミスじゃない。攻めたうえでのミスなので、仕方ないです」(サニックス・新井信善キャプテン)

 逆に近鉄は74分、ゴールに迫り、突進したNO8イオプ・イオプアソからオフロードパスをもらったSH榎本光祐がインゴールに飛び込み、貴重な追加点を獲得。
 逆転勝利をあきらめないサニックスは77分にPGで6点差とし、ホーンが鳴ったあとも敵陣で果敢なアタックを繰り返したが、近鉄が耐え、熱闘は終わった。

 近鉄の坪井章監督は、「セットピースでもっとプレッシャーを与えていくつもりでしたが、サニックスさんも改善されていた。最後まで苦しい展開にはなりましたが、樫本(敦)キャプテン、森田バイスキャプテンが最後までしっかりとピッチで体を張って、プライドをもって示してくれたと思います」と、3勝3敗(勝点12)にした試合を振り返った。

 サニックスは今季白星発進だったが、その後5連敗(勝点5)。次は昨季王者のサントリーに挑む。新井キャプテンは力強くこう言った。
「チャレンジ精神でどんどん行くしかないです。なんも言葉かけずに、アタマから、ハイ。僕が引っ張っていくと思うので、突っ込むだけです。気持ちだけです」

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ハイボールに競り勝つ近鉄のセミシ・マシレワ(撮影:Hiroaki. UENO)

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