女子

世界最高峰の大熱戦! NZがイングランドを倒し、2大会ぶり女子W杯制覇!


PRナトゥアがトライを挙げ、喜ぶNZ(Photo: INPHO/Billy Stickland, World Rugby)

 3年前、4強入りさえできず悔し涙を流した女子ニュージーランド代表“ブラックファーンズ”が、女子ラグビー界最高峰の戦いと呼ぶにふさわしい大接戦、名勝負を制し、栄冠を取り戻した。
 8月9日から熱戦が繰り広げられてきた「女子ラグビーワールドカップ 2017 アイルランド大会」は、現地時間26日にベルファストのキングスパンスタジアムで決勝がおこなわれ、ニュージーランドが、連覇を狙った前回2014年大会王者のイングランドを41−32で下し、2大会ぶり5回目の優勝を遂げた。

 先制したのはニュージーランドだった。前半8分、SOヴィクトリア・サブリツキー=ナファタリが自陣ハーフウェイ付近からキックパスを放ち、バウンドボールを確保したFBセリカ・ウィニアタが相手FBを振り切ってゴールまで走り切った。

 しかし、20分に流れが変わる。セブンズ代表主将でもあるハードワーカーの黒衣7番、サラ・ゴスが危険なタックルでイエローカードを提示され、ニュージーランドは10分間を14人で戦うこととなった。

 15分にPGで3点を入れていたイングランドはこの好機を逃さず、24分、ゴール前のスクラムで7人の相手FWを圧倒し、ペナルティトライ獲得で逆転した。

 流れを呼び込み敵陣でプレーし続けるイングランドは、さらに32分、インサイドCTBの突破からチャンスとなり、すばやくリサイクルして右へ展開、WTBリディア・トンプソンがタッチライン際を駆け抜け、コーナーに飛び込んだ。コンバージョンも決まり、イングランドが12点リードとなる。

 しかし、早めに点差を詰めたいニュージーランドは39分、敵陣深くに入ってFWがゴールに迫り、密集にいたLOシャーマイン・スミスがコンタクトすると見せかけ意表を突いたショートパスを出し、ボールを受け突進したPRトカ・ナトゥアが仰向けにされながらも執念でインゴールに押さえ、トライが認められた。

 10−17で折り返したニュージーランドは後半の立ち上がりもよく、44分(後半4分)にゴール前で連続攻撃を仕掛け、PRナトゥアがまたもパワフルにゴールラインを越え、グラウンディング。コンバージョン成功で同点となった。

 そしてここから、逆転につぐ逆転で戦いはヒートアップする。

 51分にイングランドがPGで勝ち越せば、ニュージーランドは53分、チーム一体となって13フェイズを重ねゴール中央に迫り、LOスミスがゴールポストに巻かれたパッドの根もとにボールを押さえ、逆転トライ。

 しかし2分後、イングランドは相手のキックパスをセービングしたWTBトンプソンがカウンターで約50メートル走り切り、24−25とゲームをひっくり返した。

 だが、大きく動き出したシーソーゲームはおさまらず、58分、ニュージーランドのPRナトゥアが敵陣22メートルライン内で中央を突進し、タックルで止められるも、ボールをリリース後すばやくピックアップしてゴールへ持ち込み、ハットトリックで再逆転した。

 31−25としたニュージーランドは62分、WTBポーシャ・ウッドマンの力走で敵陣深くに入り、たたみかけ、ゴール前でピック&ゴーを繰り返し、SHケンドラ・コックセッジが間隙を突いてインゴールに押さえ、大きな追加点を奪った。

 勢いに乗るニュージーランドはさらに69分、SOサブリツキー=ナファタリがゴール前でキックパスすると、右で確保したWTBカーラ・ホヘパが相手のプレッシャーをかわして冷静にFBウィニアタにつなぎ、チーム7本目のトライで勝利を引き寄せた。

 イングランドは77分にラインアウトモールでトライを挙げ、キックも決めて9点差としたが、ニュージーランドがリードを守り切り、80分間の激闘はノーサイドとなった。

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負傷するも最後までプレーしたイングランドのスター、エミリー・スカーラット(Photo: Getty Images)

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歓喜のブラックファーンズ(Photo: Getty Images)


<女子ラグビーワールドカップ 2017 アイルランド大会 最終順位決定戦>
▼決勝
・ニュージーランド 41−32 イングランド

▼3・4位決定戦
・フランス 31−23 アメリカ

▼5・6位決定戦
・カナダ 43−12 オーストラリア

▼7・8位決定戦
・ウェールズ 27 - 17 アイルランド

▼9・10位決定戦
・イタリア 20−15 スペイン

▼11・12位決定戦
・日本 44−5 香港

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