W杯

「チーム・エディー」炎暑の東京に現る。2年後のW杯見据え日本の暑さ体感。

「この国では時間をかけて関係を築くことが大切」。日本を熟知しているエディー・ジョーンズHC
(撮影:松本かおり)


 日本開催のワールドカップ(W杯)を2年後に控え、エディー・ジョーンズ イングランド代表ヘッドコーチが、代表チームのスタッフと共に来日。8月9日、都内で会見をおこなった。
 今回、来日したのは日本代表のスタッフも務めた現コーチング・コーディネーターのスティーブ・ボーズウィック氏をはじめ、メディア・コーディネーターのガレス・ミルズ氏、S&Cコーチ、メディカル担当、ロジスティクス担当、セキュリティコーディネーターら。

 気温18度のロンドンから日本に来た一行。到着初日、東京は37度と、この夏一番の猛暑となったが、早速、W杯の決勝会場となる横浜国際総合競技場を視察。1週間の滞在中、事前キャンプ地に予定している宮崎、試合会場となる静岡、神戸のトレーニング施設を視察する。2年後、W杯が始まるのは9月20日。厳しい残暑を想定しての視察だ。
「今回の目的は、スタッフに日本の暑さを実感させるため。極東のこの国がこれほど暑く湿気の高い気候だとは、イングランドではほとんど知られていませんから」

 来年には代表チームを率いて日本でキャンプをおこないたい意向だが、イングランドはクラブの拘束力が強く、実現するかどうかは未定だという。
 期待されているイングランド代表と日本代表との対戦に関しては「両チームの日程の関係で実現は難しい。他のオプションを考えている」と答えるにとどまった。

 2年後の本大会では、9月3〜6日に来日、事前キャンプをおこない、大会前に同プールのフランス、アルゼンチン、アメリカ、トンガを想定した相手と練習試合をおこないたいという。
 2015年、エディー氏が日本代表ヘッドコーチを務めていた前回大会時も、春にイングランド合宿を実施。実際に大会で使用するグラウンドで練習するなど緻密な準備を重ねたことが、3勝1敗の成績につながった。
「予選プールは、どこでおこなわれるかで全く違ってくる。札幌であれば気温は20度前後、湿度も低く快適でしょう。静岡や神戸なら恐らく30度以上、湿度は90パーセント近い。もちろん、どちらにも対応できるようにします。代表には、どんなコンディションでもプレーできるメンタルの強い選手を選びます」

 エディー氏は滞在中、さまざまな人と会うという。世界一の栄冠を手にするため、イングランド代表が開催国で実質的な第一歩を踏み出した。
(文:森本優子)

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