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サンウルブズで地球の裏側へ。福岡堅樹、W杯の組分けに「チャンスもらえた」


ジャガーズ戦で疾走するサンウルブズの福岡堅樹(Photo: Getty Images)

 国際リーグのスーパーラグビーへ日本から参戦して2季目となるサンウルブズで、ここまで7試合に出場して4トライを挙げているのが福岡堅樹だ。

 7人制の日本代表としては2016年のリオデジャネイロ五輪に、スーパーラグビーでもプレーされる15人制の日本代表としては2015年のワールドカップイングランド大会に出場。身長175センチ、体重83キロの体躯で急加速のランを繰り出す24歳である。

 15人制の日本代表とも連携するチームは、5月16日に離日。20日にはシンガポール・ナショナルスタジアムでの第13節でシャークスと激突し、今季2勝目を目指す(9敗)。福岡も遠征メンバーの1人だ。

「サンウルブズの試合はジャパンにつながる部分が多い。ここで自分の役割を徹底できるよう、1試合、1試合やるだけです」

 4月9日〜5月8日までは、ニュージーランド、アルゼンチンでの遠征が続いた。当初はチーム方針などから休息を与えられていた福岡だったが、故障者の穴を埋めるべく5月1日からのアルゼンチン遠征に参加。急遽、他の途中合流選手と一緒に地球の裏側へ渡ることとなった。

 道中のブラジル・リオデジャネイロの空港では、機中で待機中に目の前で清掃が始まるなど「なかなかない経験」に直面した。

 現地時間5月6日には、敵地ブエノスアイレスのエスタディオ・ホセ・アマルフィター二でジャガーズとの第11節に先発フル出場した。39−46と敗れたが、「時差などいろいろと大変な部分はありましたが、個人的なパフォーマンスはそれほど悪いものではなかった」。安堵して帰国したようだ。

「どういう状況であろうとも、出なきゃいけないということは変えられない。そのなかで自分のできることを精いっぱいやるだけです。飛行機のなかでの睡眠の仕方には気を付けています。起きておかなきゃいけない時は頑張って起きて、まとめて寝られそうなところでは寝て…」

 都内では15、16日のトレーニングに参加した。チームの休息期間中には、ワールドカップ日本大会のプール戦の組み合わせが決定。日本代表の入ったプールAにはアイルランド代表、スコットランド代表が入ることとなった。

 福岡にとって、スコットランド代表はリベンジの対象でもある。背番号11をつけてプレーした前回大会での対決時、出場を見合わせた2016年6月の2連戦ではいずれも敗れている。

 加えて6月には、日本代表がアイルランド代表と2連戦を予定。その前にぶつかるルーマニア代表は、本番の同組にある「ヨーロッパ1位」に躍り出る可能性が高い。

 組み合わせの印象を問われ、福岡はこう返す。

「いい組なのかな、と思うことはあります。ワールドカップ前に対戦できるチームがたくさんあり、ワールドカップで負けた相手ともう1回やれるチャンスをもらえた。(もともと)どことやりたい、というものはなかったです。決められた相手とやるだけ」
 
 本番に向けた経験値の積み上げを求めるなか、灼熱の地で走る。
(文:向 風見也)

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