Nations

ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ41名発表 イングランド主将落選

2017ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズをけん引するガットランドHC(左)とウォーバートン主将
(Photo: Getty Images)


 イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドのトッププレーヤーを招集して4年に一度結成されるドリームチーム、「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ」の2017年スコッドが4月19日に発表され、シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)で連覇を遂げたイングランド代表16人を含む41人に吉報が届いた。

 ライオンズは今回、ニュージーランドに遠征し、6月3日〜7月8日にかけて、ワールドカップチャンピオンであるオールブラックス(同国代表/世界ランキング1位)とのテストマッチ3試合を含む10試合をおこなう。

 2013年に続いて指揮を執るウェールズ代表ヘッドコーチのウォーレン・ガットランドは、4年前のオーストラリア遠征でもリーダーシップを発揮したサム・ウォーバートン(ウェールズ)をキャプテンに指名。ライオンズ主将という大役を2回連続で務めるのは、1997年と2001年のツアーでけん引したマーティン・ジョンソン(イングランド)以来2人目となる。

 最多16人が名を連ねたイングランド代表だが、主将のHOディラン・ハートリーは選ばれなかった。その一方で、17キャップすべて途中出場で重ねた同代表2番手HOのジェイミー・ジョージが招集されており、ハートリーにとっては悔しい落選となった。イングランドのキャプテンがライオンズに選出されなかったのは、スティーヴ・ボーズウィック(2009年)、クリス・ロブショウ(2013年)に続いて3回連続である。
 そのほか、司令塔のジョージ・フォードや、今年のシックスネーションズで大会最優秀選手候補に挙がったLOジョー・ローンチブリー、75キャップのハードワーカーであるFLジェームズ・ハスケル、自国で開催された2015年ワールドカップの開幕戦で2トライを挙げるなど活躍したFBマイク・ブラウンも、ライオンズジャージーを手にすることはできなかった。

 オールブラックスとイングランド代表のテストマッチ連勝記録を止めたアイルランド代表からは11人選出。しかし、2009年と2013年のライオンズメンバーであるNO8ジェイミー・ヒースリップとFBロブ・カーニーは負傷の影響もあって落選し、2013年のツアーを経験しているWTB/FBサイモン・ゼボも今回は選ばれなかった。

 スコットランド代表は今年のシックスネーションズで3勝を挙げて11年ぶりに勝ち越し、世界ランキングは5位に上昇したが、同大会で2年連続MVPに輝いたFBスチュアート・ホッグと、36キャップを持つWTBトミー・シーモアの2人しか選ばれていない。2015年ワールドカップで日本代表を苦しめたSHのグレイグ・レイドロー主将は2月のフランス戦で足首を負傷し、念願のライオンズ入りならず。リッチーとジョニーのグレイ兄弟(LO)も落選となった。

 ウェールズ代表は今年のシックスネーションズで5位に終わったが、ガットランド ヘッドコーチがよく知るということもあってか、イングランドに次いで2番目に多い12人が選ばれてる。しかし、2009年と2013年にライオンズキャップを獲得し、テストマッチ94試合出場の経験を持つCTBジェイミー・ロバーツは外れた。


<2017 ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ スコッド> ※ ポジションは参考まで

【左PR】
マコ・ヴニポラ(ENG)、ジョー・マーラー(ENG)、ジャック・マグラス(IRL)

【HO】
ジェイミー・ジョージ(ENG)、ローリー・ベスト(IRL)、ケン・オーウェンズ(WAL)

【右PR】
ダン・コール(ENG)、カイル・シンクラー(ENG)、タイグ・ファーロング(IRL)

【LO】
マロ・イトジェ(ENG)、ジョージ・クルース(ENG)、コートニー・ロウズ(ENG)、イアン・ヘンダーソン(IRL)、アラン=ウィン・ジョーンズ(WAL)

【FL】
ショーン・オブライエン(IRL)、CJ・スタンダー(IRL)、ピーター・オマホニー(IRL)、サム・ウォーバートン(主将/WAL)、ロス・モリアーティ(WAL)、ジャスティン・ティプリック(WAL)

【NO8】
ビリー・ヴニポラ(ENG)、タウルぺ・ファレタウ(WAL)

【SH】
ベン・ヤングズ(ENG)、コナー・マレー(IRL)、リース・ウェッブ(WAL)

【SO】
ジョナサン・セクストン(IRL)、ダン・ビガー(WAL)

【CTB】
ベン・テオ(ENG)、オーウェン・ファレル(ENG)、ジョナサン・ジョセフ(ENG)、ロビー・ヘンショー(IRL)、ジャレッド・ペイン(IRL)、ジョナサン・デーヴィス(WAL)

【FB/WTB】
エリオット・デイリー(ENG)、アンソニー・ワトソン(ENG)、ジャック・ノーウェル(ENG)、スチュアート・ホッグ(SCO)、トミー・シーモア(SCO)、リー・ハーフペニー(WAL)、リアム・ウィリアムズ(WAL)、ジョージ・ノース(WAL)


<2017 ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ NZツアー試合日程>
■6月3日(土) vs. 地方代表選抜チーム 〔トールスタジアム、ファンガレイ〕
■6月7日(水) vs. ブルーズ 〔イーデンパーク、オークランド〕
■6月10日(土) vs. クルセイダーズ 〔AMIスタジアム、クライストチャーチ〕
■6月13日(火) vs. ハイランダーズ 〔フォーサイスバースタジアム、ダニーデン〕
■6月17日(土) vs. マオリ・オールブラックス 〔インターナショナルスタジアム、ロトルア〕
■6月20日(火) vs. チーフス 〔ワイカトスタジアム、ハミルトン〕
■6月24日(土) vs. オールブラックス 第1戦 〔イーデンパーク、オークランド〕
■6月27日(火) vs. ハリケーンズ 〔ウエストパックスタジアム、ウェリントン〕
■7月1日(土) vs. オールブラックス 第2戦 〔ウエストパックスタジアム、ウェリントン〕
■7月8日(土) vs. オールブラックス 第3戦 〔イーデンパーク、オークランド〕

tit
PC記事ワールドカップ2019青南商事インタビューラグリパパシフィックアイランダーcolumn2

RMmotomochronicle1webchronicle2webRM2clinic47chronicle1webdd