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帝京大・竹山晃暉、上級生の誓い。「与えてもらった環境をそのまま提供する」


帝京大の竹山晃暉。写真は昨年度の大学選手権決勝から(撮影:松本かおり)

 大学選手権8連覇中の帝京大で、1年時からWTBのレギュラーを獲得したのが竹山晃暉だ。ルーキーイヤーの一昨季は、所属する関東大学対抗戦Aでリーグ2位の18トライをマーク。2年目の前年度もインパクトを残してきた。今季は上級生としての振る舞いを意識する。

「悔しい思いはある。自分自身の課題はディフェンス。そこで早大に負けてしまったことが勝敗につながっているので、それを素直に認めて次に向かっていきたいです」

 こう唇をかんだのは4月9日、第18回東日本大学セブンズ大会でのことだ。関東圏を中心とした16大学が7人制ラグビーで頂点を争うこの大会では、1回戦勝利チームによるチャンピオンシップトーナメントの2回戦で早大と対戦。12−19と敗れた。攻守逆転からの速攻が冴えた早大に対し、自身は「自分の力不足」を強調する。

 もっとも最後は、前を向いた。

「この大会に勝つことは重要だったのですが、15人制に向けていい課題を見つけられたとも思います」

 身長176センチ、体重80キロ。決して大柄ではないが、持ち前のポジショニングやランニングスキルで魅了する。ボールタッチへの貪欲さも持ち味とし、奈良・御所実高時代は男子7人制ユース日本代表に名を連ねてきた。

 昨春まで加入する権利があった20歳以下日本代表では、故障などの理由で候補止まり。それでも今春は、期待の若手が集まる「ジュニア・ジャパン」の一員としてパシフィック・チャレンジ(フィジー・スバ)に参戦した。

 自分の現在地、未来予想図を朗々と語る。

「自分が1年生の時の上級生に与えてもらった環境をそのまま提供したいと思っていて。プレー面では1年生が自由にやるのが帝京大のスタイルなので、そこをこれからの1年生に貫き通してもらって、いいチームを作っていきたいです。また、自分でこういうところを直した方がいいなと思うところは、自分自身でも直していきたいです。1年生の頃からAチーム(主力組)で出させてもらって、いろいろな経験ができた。(これからは)レベルがAチームに追い付いていない選手がどんどんAチームにチャレンジできる環境を、自分から作っていきたいです。1年生に自信をつけさせる、というわけではないですけど、そういうところにも自分から携わっていきたいです。いろいろなことへ気づくことと、1日1日を大切にすることを(意識する)」

 昨季は体調不良から先発の座を逃すこともあるなど、不完全燃焼の感も残している。「自分の体調管理の不足でスタートから外れたんですけど、そこへの抵抗力はつけた。そういう意味でも、1日1日を丁寧に生きていきたいです」。多くの成功体験と少しの回り道を、どう肥やしにしているか。それを今後のパフォーマンスで示してゆく。
(文:向 風見也)

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