セブンズ

ワールドセブンズシリーズ残留へ苦しくなった日本… シンガポール大会最下位


サモア戦でディフェンスを破られる日本(Photo: World Rugby / Martin Seras Lima)

 2020年の東京オリンピックを見据え、世界の上位15チームが約半年間にわたって競り合う「ワールドラグビー セブンズシリーズ」に来季もフル参戦したい男子セブンズ日本代表だが、残留争いは厳しい状況に追い込まれた。
 4月15、16日、シンガポールで今季第8ラウンドがおこなわれ、プール戦1勝2敗だった日本は9位以下のトーナメントに臨み、サモアとロシアに連敗して、15位タイ(最下位)に終わった。現在、シーズン総合ランキング15位で降格の危機にある日本は、同14位・ロシアとの直接対決に敗れ、獲得ポイントの差を「9」に広げられた。今季は残り2大会。

「目標としていたベスト8に届かなかったことが悔しい。香港大会でシールド優勝し、自信もつき、タフに戦うことができるようになり、挑んだシンガポール大会だった。しかし、タフな戦いを2大会連続、大事な試合、大事な時間帯で出せなかったことが、最大の敗因」(小澤大キャプテン)

 シンガポール大会初日のプール最終戦で難敵のフランスを下し、いいムードで2日目を迎えたと思われた日本だが、チャレンジトロフィートーナメントの準々決勝でサモアに14−26で敗れた。
 開始早々、シオシファ・リサラが自陣深くから突破して約90メートル走り切り、サポートについていた中央の坂井克行につないで先制したが、その後、サモアに3連続トライを許し、7−19で折り返した。
 日本は後半の立ち上がりもよく、小澤がスピンなどを使ってタックラーをかわしてゴールへ運び、5点差に詰めたものの、終盤、わずかなギャップをサモアに突かれて失点し、敗れた。

 そして、13位決定トーナメントの準決勝でライバルのロシアと対戦することとなり、必勝を期して臨んだ試合だったが、21−24と悔しい結果に終わった。
 前半1分過ぎ、自陣深くでパスをインターセプトされ、ロシアに先制を許した日本。それでも、3分にリサラが自陣のブレイクダウンでピックアップしてから一気にゴールへ持ち込み、6分には相手のラインアウト失敗でボールを確保した副島亀里ララボウ ラティアナラが力走して勝ち越した。
 ハーフタイム前にロシアにトライを奪われ、14−12で折り返したが、後半2分30秒、橋野皓介が切り込んで大石力也、坂井とつなぎ、大きな追加点を挙げた。
 しかし、ロシアが4分にトライを決めて4点差。
 そして残り1分30秒、日本はブレイクダウンで相手にボールを渡してしまい、懸命に守ったものの、ラスト10数秒でゴール前のPKから逆転トライを許し、無念のファイナルホイッスルとなった。

 男子セブンズ日本代表のダミアン・カラウナ ヘッドコーチは、「サモア戦はしっかりと試合に集中できていたが、フィジカルの強いサモア相手に、最後のタックルが甘く、リズムをつかみきれず、それがアタックにも影響した。ロシア戦では試合をコントロールし、試合終了2分前までリードをしていたが、勝ちきることができなかった。勝ちきれるチームとの差を見せつけられ、とても悔しい結果でシンガポール大会を終えた。フランス大会(パリ)、イングランド大会(ロンドン)に向けて、今まで以上のハードワークをしないといけない。なんとしてでもシリーズに残留するために、私たちにできる全てのことをしたい」とコメントした。

 第9ラウンドのパリセブンズは1か月後、5月13、14日に開催される。

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