セブンズ

よき週末を締めくくる。男子セブンズ代表、香港沸かしてシールド優勝!

シールド優勝! シャンパンを振るのは鶴ヶア好昭。
(撮影/早浪章弘)


 ほぼ満員の香港スタジアムを沸かすだけでは終わらなかった。
 4月7日からおこなわれていたHSBCワールドラグビーセブンズシリーズ 2016-2017第7戦 香港大会に参加していた男子セブンズ日本代表がシールドトーナメントで優勝した。決勝でウエールズを28-21で破った。副島亀里ララボウラティアナラが決勝のトライを挙げたのは、後半の7分が過ぎたことを知らせるブザーが鳴った後だった。劇的な幕切れに、夕暮れのスタジアムを埋めたファンは興奮した。

 シールド優勝とは言っても13位じゃないの、と言うことなかれ。3日間、6試合を戦い抜いた選手たちは、トップ国ともいつも互角の勝負をする国に勝って、なかなか手にできなかった自信を得た。
 今大会、プールマッチ3戦全敗というスタートだった。最終日の午前にはボウルトーナメント準々決勝でもケニアに敗れた。シールド準決勝で韓国には勝ったものの強豪国には勝てず、自分たちがやってきたことになかなか確信を持つことができなかった。
 そんなチームが必要としていたものを、この優勝はチームにもたらしてくれるだろう。ダミアン・カラウナ ヘッドコーチ、小澤大主将だけでなくも、誰もが「来週のシンガポール大会にいい形で入っていける」と言った。迷いが消えた。

 ファイナルでは先制したものの逆転され、後半2分には7-21まで差を開かれた。そこからもう一度顔を上げた。残り3分、ラインアウトからのムーヴで橋野皓介がトライを奪うと(難しいゴールを坂井克行が決めた/14-21)、残り時間1分を切ったところでウエールズが自陣深くでパスミス。それを橋野が拾い、インゴール中央に飛んだ。ゴールも決まり21-21とした。
 そして迎えたキックオフ。プレーが途切れたら延長突入という状況で、日本はウエールズのノックオンボールを手にして攻撃に転じた。チョネ・ナイカンブラが右タッチライン際を走り、内側をサポートしていた副島にパス。背番号3が大声援を浴びながらインゴールにボールを置いて歓喜のときが訪れた。

 殊勲の副島は「(自分は)そこにいただけ。みんなで勝った。ウエールズに勝ったのだからビッグウイン。大きく成長しているのを感じる」と話した。
「ひとつのチームになってきた。もっと若手も何でも言える空気にして、もっといいチームに」
 小澤主将はそう言った。アタックでは継続を生命線としている。ディフェンスでは「ネット」。コミュニケーションを密にすることがもっとも大切。この勝利が、意志と意識のつながりをさらに高めることは明らかだ。

 サクラセブンズのコアチーム昇格。サンウルブズはブルズに勝って今季初勝利を得た。そして男子セブンズ日本代表が、笑顔で香港スタジアムを一周。桜の季節、日本ラグビーにとっては良い週末となった。




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