国内

連覇へのキーマン 東福岡高校SO丸山凜太朗 インタビュー


U18日本代表としても活躍が期待される東福岡高校の丸山凜太朗

 小学校3年生の時に友人に誘われ草ヶ江ヤングラガーズでラグビーを始めた丸山凜太朗は、強い東福岡に憧れ「ヒガシでラグビーがしたい」と明確な目標を持ってプレーしてきた。
 その一つの目標を達成するとその才能はすぐに評価される。1年生から憧れのジャージーに袖を通し、聖地“花園”のグラウンドに立って東福岡のバックスラインを操った。しかし、東海大仰星相手に2点差で敗れた昨年の準決勝は怪我でグラウンドに立つことはできなかった。その時の悔しさを1年間持ち続けて努力し続け、やっとつかんだ日本一。優勝した瞬間の喜びは忘れられないと言う。
 バイスキャプテンとして迎えた高校のラストイヤー、個人としてもチームとしても明確な目標を公言し、キャリアハイし続ける。


―優勝おめでとうございます。

 本当に優勝できて良かったです!(笑)

―リードされる試合もあって苦しかった?

 いいえ、みんな冷静にプレーしていました。藤田(雄一郎)先生の指示で「残り10分で15点負けている」という想定の練習をしていたので、まったく焦ることは無かったです。1年生の時の花園は周りの相手も3年生だったしちょっとビビっている部分は正直ありました(笑)。17歳以下の高校日本代表で海外の大きな選手とやったりしたこともいい経験になっていて、大きな相手に対して身体をどう使うか? なども考えるようになりました。僕自身も、1年前より体重が5キロ増えましたし、前回の花園より全ての面で余裕を持ってプレーできたと思います。

―東福岡の最大の強みは何だと思いますか?

 やっぱりフィジカルだと思います。毎日朝7時30分からウエイトをやっているので、そこは身体も大きくなって自信につながっていると思います。今年もフォワードは大きいですし、今年もどちらかと言うとフォワードのチームだと思います(笑)。翔大(福井主将)を中心に優勝メンバーも残っていますし、とにかく去年のチームを越えていけるようなチームを作っていきたいです。

―副キャプテンとして意識することは?

 やはりキツイ練習などを率先してやって、周りに声を掛けながら雰囲気作りをしていきたいです。後は、基本的な部分です。花園でもトライを取りきれる場面で取れずに苦しい展開になりました。今年はトライが取れる時は確実に取れるようにハンドリングの精度を上げて行きたいですね。
 チームとしての目標はもちろん日本一、連覇しか考えてないです。個人としては、自分でもっと仕掛けて前に出られるプレーをすることです。これまでは前が空いてなかったらパスを選択することが多かったんですが、ちょっとしたスペースを見つければそこを突いて行きたいですね。自分がボールキャリアとして前に出られればもっと幅が広がると思うのでそこを意識していきたい。

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 17歳以下日本代表で共に戦った京都成章のスタンドオフ・西川虎哲には絶対に負けたくないと公言する丸山。そのライバルに勝つことによって高校日本代表という肩書が見えてくる。「高校日本代表は個人的には目指したい」と目標を明確に持つことによってそれに近づくための努力をする。スポーツ選手が成長していく過程で最も必要なことだ。
 丸山に目標とするプレーヤーを聞くとこう答えた。「特にいないです。将来はプロの選手になって、子どもたちに憧れてもらえるようなプレーヤーになりたいです」
 唯一無二の存在に…。トップで活躍する“天才”と呼ばれるような個性あるプレーヤーは同じようなことを口にすることが多い。明確な目標を持つヒガシの司令塔は、その個性を最大限に発揮し夢へ突き進む。

(記事・写真 提供/『NOW RIVALS』)
※ 2017年2月17日発行 ISSUE 19 より転載

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