国内

サントリー石原慎太郎、トップリーグオールスターズ入りを「大事」と捉える。


 ミッションは簡潔だった。

「もちろん、サンウルブズ入りを一番の目標にしていますし、僕のなかでは大事な試合だと思っている」

 2月15日、福岡・北九州市内。サントリーの石原慎太郎はきっぱりと言う。國學院久我山高、明大を経て入社した、身長181センチ、体重108キロの26歳。今季は無敗で2つのタイトルを制したクラブにあって、左PRとして17戦中15試合に先発した。

 攻撃ラインへ頻繁に顔を出す積極性とスクラムの安定感をアピールし、サントリーの某日本代表経験者にもナショナルチーム入りを熱望されるようになった。今季就任した沢木敬介監督から「目の前のものに集中して意味を持ってプレーしろ」と助言され、一気にブレイクしていた。

 18日にはトップリーグオールスターズの一員として、ミクニワールドスタジアム北九州でサンウルブズの壮行試合に出場予定だ。この日はそのトップリーグオールスターズとして最初の練習を実施。攻防のシステムを確認した。

 サンウルブズは国際リーグのスーパーラグビーに日本から参戦するプロチームで、日本代表との連関性を強めている。トップリーグオールスターズもサンウルブズの9選手を加え、ジャパンのジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ(HC)を指揮官に据えている。

 この機会をアピールの場と捉えるのは、自然なことだった。

「サンウルブズの同じポジションの選手と比較して、どれだけ戦えるかにチャレンジしたいと思います。(相手の)やってくることはわかっているつもり。この1週間でどれだけ準備するか、です」

 この試合で注目されるのは、背番号固定制だ。ポジションごとに背番号が決まっているのがラグビーの特徴だが、トップリーグの関係者はコストパフォーマンスや独自性確立の観点から選手ごとの背番号を固定する案を提示。18日のゲームで試験的に採用される。

 トップリーグオールスターズの出場選手は今度の背番号を任意で選べるのだが、石原は、いつも通り「1」を選んだ。

「特に何も考えずに。(チームの愛称である)サンゴリアスにちなんで『35』にしようと思ったら、小澤(直輝、サントリーから選出)さんが取っちゃったので!」

 とにかく石原は「他は思いつきませんでした」と、この日も「1」をつける。ジョセフHCから受け取った「プロフェッショナルなチームを相手に戦うには100パーセントの力を出さないといけない。準備は難しいと思うけど、しっかりと(チームを)作っていこう」というメッセージを胸に、さらなる向上を誓う。
(文:向 風見也)

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