国内

スクラムで法大を粉砕。拓大ルーキーPR河田和大、4年生との時間を楽しむ。


拓大の1番として押して、押して、押しまくった河田和大。(撮影/松本かおり)


 大学選手権出場への可能性をかろうじて残していた法大の望みを強力スクラムで砕いた。11月26日、秩父宮ラグビー場。拓大は36-26のスコアで橙×青のジャージーに下を向かせた(拓大は5位。法大はこの敗戦で7位、入替戦へ)。チームに一体感があった。遠藤隆夫監督も林謙太ゲームキャプテンも、「やって来たことが最後に形となった」と声を揃えた。
 戦前から大学選手権出場の可能性はなくなっていた。だから、この法大戦が今季最後の試合と気持ちを込めた。このメンバーとともに戦うのは、あと80分だけ。全員の思いが結びついて、いろんな局面で結集した力を発揮した。
 特にスクラムで圧倒したことが勝利を呼んだ。

 最前列で踏ん張ったフロントローの中には1年生の顔もあった。左PRの河田和大(かわた・かずひろ)だ。この日3番で奮闘した具智元(ぐ・じうぉん)をスクラムの師と仰ぐ。
「いろんなことを教わってきました。きょうが(具と)一緒に出場する最後の試合。プレー中もジウォンさんを感じ、吸収しようと思いながらプレーしました」
 拓大のスクラムは真っ直ぐ押すが基本だ。河田は「自分とフッカーの間を絶対に割られないようにしている」と常に気を配っている点を話した。
「押せるところはすべて押しました」
 そして、「何度でも押せる気がした」。
 遠藤監督は試合後の記者会見で「力を注げば必ず強くなるのがスクラムです。具は(卒業で)抜けますが、彼一人で組んでいるわけではないので来季以降もそこをチームの強みにしていきたい」と話した。河田も「そのつもりです。自分がジウォンさんに教わったことを伝えていきたい。監督もプロップ出身なので細かく教えてもらえます」と言った。

 埼玉・深谷高校で始めたラグビー。PRとLOを経験し、フロントローならすべて対応可能。1番でも3番でも組める。
 高校時代はスクラムに自信を持てなかったが、大学入学後に春から積み上げてきたものがあるから変わった。監督や先輩の教えを受けながら組み込んだ。そして体作り。頭の中も肉体も変化した。
 拓大では17時に夕食、20時に夜食を摂る。その両方で白米500gを食べ、栄養バランスの良いおかずもいろいろ。ラーメン二郎も大好きだけど、172p、103sの体躯を作っているのは真摯に過ごす日常だ。
 大学選手権の舞台にこそ立てなかったけれど、4年生を勝利で送り出せて良かった。この日感じた充実をスタンダードにして残る3年を過ごすつもりだ。



sdsワールドカップ2019青南商事インタビューラグリパcolumn2

RMmotomo【クイズでスポーツがうまくなる】dd