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新生アトラスターズが初戦を飾る! 試合後にはファンとのファンクションも。


新加入したフランソワ・エイス。他の選手の見本になってくれている、と松村HCも高評価。

 9月10日に開幕したジャパンラグビートップイーストリーグDiv.1。第1節最後の試合となった横河武蔵野アトラスターズ対セコムラガッツ戦が11日、横河電気グラウンドでおこなわれた。

 昨季は思うような成績を残せず、捲土重来を期す両チーム。先制したのは2年ぶりの公式戦勝利を目指すラガッツだった。
 開始1分、アトラスターズからこぼれた球を拾ってWTB益子仁紀がノーホイッスルトライ。勢いづくと、その後もFL森耕太郎らを中心に出足の鋭いディフェンスを見せ、試合を押し気味に進める。
 しかしウォーターブレイクなどを挟んで徐々に落ち着きを取り戻したアトラスターズは接点で強さを見せ始め、25分には敵陣22メートル付近から相手防御ラインを突破したFL安藤達也のトライで同点に追いつく。33分にはラインアウトからの流れの中で、後ろから鋭く切れ込んだWTB佐藤慎之介もトライを決め、勝ち越し。一方のラガッツは前半3本のPGチャンスを生かすことができず、14−7とアトラスターズリードで前半を折り返した。

 リードを広げたいアトラスターズは後半開始から今季再加入のラディキ・サモを投入。この7月に40歳となった大ベテランだが、後半5分に右サイドを突破。一気にトライを決め、その力が健在であることを見せつけた。
 その後、ラガッツも低く刺さるようなタックルからボールを奪い、何度も敵陣に入るものの、アトラスターズもラックで激しくファイト。ターンオーバーからWTB西真、さらに前半に続いてWTB佐藤も快速を飛ばし、後半30分までに2人で計4本のトライを決める。最終スコアは40−7でアトラスターズが勝利し、勝ち点5を手にした。
 アトラスターズの松村表ヘッドコーチは「開始直後は硬さもあってミスも目立ったものの、試合前にこだわっていこうと話していた接点で落ち着きが出てきたことで、攻撃のリズムが出てきた」と、チームを評価した。

 試合終了後には、700人集まった観客をグラウンド出口でアトラスターズとラガッツ両チームの選手が花道を作って見送ったほか、クラブハウスを「アトラスカフェ」として開放。ビールや軽食を用意して、地元のファンと選手たちが交流を深めた。
 創部70周年の節目の年でもあり、6月には地域に密接した形でのチーム運営を目指し、クラブチームの要素を備えたNPO法人として新たなスタートを切った横河武蔵野アトラスターズ。目指すのは来シーズンより創設が発表されている「ジャパンラグビートップチャレンジリーグ(仮称)」の初年度参加、そしてその先にあるトップリーグへの復帰である。次週は三菱重工相模原、さらに東京ガスと上位との戦いが続くが、松村ヘッドコーチは「どのチームも格上の相手なので、チャレンジャーとして思い切ってぶつかっていきたい」と意気込みを聞かせてくれた。
(文・写真/野口弘一朗)

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5年ぶりにアトラスターズに復帰、ベテランとなったチームメイトたちとの再会も果たしたラディキ・サモ。

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