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【ラグビーワールドカップ観戦日記3】 聖地トゥイッケナムへ!



 観戦旅行もいよいよ終わりが近づいてきている。グロスターで行われたスコットランド戦では、日本の方はもちろん、現地の方と思われる人たちからもジャパンを応援する声が飛んでいたが、スコットランドへの声援はその比ではない迫力。客席にいるにもかかわらず、思わずひるんでしまうようなものだった。結果は既報の通り悔しい結果になってしまったが、選手たちはすでに前を向いている様子。私自身は残りのワールドカップは日本で楽しむことになるのだが、試合前日に参加したトゥイッケナムのスタジアムツアーをご紹介したい。

 ロンドン市内中心部から1時間ほどで到着するトゥイッケナムスタジアムはラグビーファンには言わずと知れたイングランドラグビーの聖地。ラグビー専用のスタジアムには8万人を超える客席があり、試合の際にはちょっとした街のような規模になる。今大会でも開幕戦、決勝戦をはじめ、多くの人気カードがこのスタジアムで予定されているが、試合のない日には通常の期間中と同じようにスタジアムツアーが行われている。ツアーへの参加はウェブからでも予約が可能。もちろん直接現地で申し込むこともできる。人数がいっぱいの場合でも、当日の飛び込み参加は極力受け入れていた様子だが、心配な場合は予約をしておいたほうが確実だと思われる。また、スタジアムツアーに参加すれば、併設されているラグビー博物館にも入ることができる。

 今回のツアーでは、まず客席を経由してグラウンドへ。試合が行われるピッチの中に入ることはできないが、前の試合の片付けや芝生のケアが行われているすぐ脇を、スタジアムのさまざまな設備を案内してもらいながら、メインスタンド側中央、選手の入場口のあたりへ向かう。すでに「こんなところまで入れるなんて…!」と興奮している中、さらにスタンドを上がってロイヤルボックスへ。「ここは女王様が座る席、その隣は王子、スコットランド王室が来た時の並びは…」と教えてもらいながら、実際に座らせてもらえる。当然通常の席よりも座り心地はよいが、一部の参加者からは「ビールを置いておくホルダーがないよ!」との声も(笑)。また、ロイヤルボックスの前には「台座」というほどではないが、何か置けそうなスペースがある。「優勝チームがウェブエリスカップを受け取るのはここ?」と質問が飛ぶと、「そうそう、イングランドの選手たちがここから上がってきて…」と説明するガイドさんへ「いや、そこに来るのはオールブラックスだ!」と素早くツッコミが入るのは、世界中からファンが集まっているワールドカップ期間中ならではの光景かもしれない。さらにツアーは先ほど前を通った入場口からロッカールームへと続き、実際に選手が使っているスペースに入る。シャワールームやバスルームまで見学させてもらい、ツアーはひと段落。最後にウエールズから来ていた親子にだけ、特別にウエールズ用に用意されている部屋にも案内してもらっていたが、あっという間の60分だった。

 ちなみに、ガイドの方は現地のボランティアなので、当然英語にはなるのだが、非常にゆっくり、わかりやすく話してくれる。もっとも、あまり意味がつかめなかったとしても「ここまで入れるなんて!!」という感動は十分味わえるはず。これから渡英される方には、ぜひおススメしたいスポットだ。
(写真と文・野口弘一朗)

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