W杯

【RWC2015カウントダウン 1】 ダブル奥″さんも魂込めて英国へ

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代表的ファンも個性的、まさにJAPAN WAY !


 ワールドカップを直前に控えた国内最後の代表戦となったウルグアイ戦。8月とは思えない涼しさと小雨の中、1万人を超える熱い観客で埋まったスタンドの最前列にいつもの2人はいた。ジャパンの試合を見たことがある人なら、客席でひときわ目立つこの2人を一度は見たことがあるのではないだろうか。
 独特のピエロハットに日の丸のペインティング。本物の短パン・ソックスまで揃えたジャージーの上に日の丸マントを羽織い、時に掛け声やウェーブなどで客席を盛り上げながら声援を送る。日本代表応援歴15年以上、奥山さん(写真左)と奥田さんの2人である。

 奥山さんが現在の応援スタイルに目覚めたのは1997年の香港セブンズ。「仮装をしていないほうが目立たっちゃうぐらいのスタンドで、現地で日の丸ペインティングをやってもらったところ、メインモニターに映ったことに感動したのがきっかけ」とのこと。その後もさまざまなスタイルでスタンドに駆けつけていたが、2003年のワールドカップ・オーストラリア大会の際、ちょっとしたトラブルから慌てて現地で購入した帽子を被りだし、現在のスタイルに近づいていったそうだ。

 一方の奥田さんは1999年に限定1000着で初めて発売されたレプリカジャージーを購入。以後、代表のジャージーは欠かさずに購入しているそう。2019年の日本大会に向けて「少しでもファンを増やしたい」という思いもあって、周囲にも積極的に声をかけ、8月15日の世界選抜戦には10人もつれてスタンドに駆けつけた。国内の試合はなるべく応援に行っているという奥田さんの目から見ても、ジャージーを着てスタンドに駆けつけるファンも多くなってきたと実感しているが、「みんなに着てもらえるように」これからも続けられるところまでは続けたいと語る。

 そんな2人は昔からの知り合いであったわけではない。出会ったのは秩父宮のスタンドで、お互いに「なんか目立っているヤツがいるな」と思い声を掛け合ったところ、意気投合。1995年ワールドカップでの大敗などを経て、人気が低迷し、若者が集まりづらい環境になりつつあった時期に、2人の応援スタイルは時に周囲からの反発を受けることもあったらしい。しかし元プレーヤーでもある2人は「強い日本代表、みんなが憧れる日本代表」になってほしい、そのためにファンとして少しでもスタンドを盛り上げたい、そんな思いで応援を続けてきた。今では試合の前後にたくさんの人に声をかけられ、記念撮影をお願いされることもしばしば。海外のメディアに写真が掲載されることもある。

 いよいよ目前に控える9月からのワールドカップイングランド大会は、仕事の都合もあって別日程で向かう2人。目下の悩みは、ホテルからスタジアムまで「どこからこの恰好をしていくか」とのことだ。

(文・撮影/野口弘一朗)

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秩父宮のウルグアイ戦はファンも期待を抱く勝利だった


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