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エディージャパン、PNCは1勝3敗で終える

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前半、FLツイのトライにつながる快走を見せるWTBヘスケス(撮影:出村謙知)


 45日後に開幕するラグビーワールドカップで史上初のベスト8入りをめざす日本代表だが、パシフィック・ネーションズカップ(PNC)は1勝3敗という厳しい結果に終わった。
 北米に遠征し、カナダ代表との第1戦に快勝して好発進したものの、アメリカ代表、フィジー代表に連敗し、現地時間8月3日にカナダのバーナビー(スワンガードスタジアム)でおこなわれたトンガ代表との3・4位決定戦も20-31で苦汁をなめた。

 序盤から攻め込まれた。なんとか耐えてFB五郎丸歩のPGで先制したものの、すぐに追いつかれ、ブレイクダウンで何度もターンオーバーされて自分たちのペースに持ち込むことができなかった。
 PGで再びリードした日本は、前半18分の相手のトライチャンスは辛うじて防いだものの、両チームのキャプテンがイエローカードで一時退出していた前半30分、パワフルなトンガに突進を繰り返され、ゴールラインを割られてしまう。

 日本は2分後、WTBカーン・ヘスケスのゲインで22メートルライン内に入り、ラックから出た球を素早く拾った途中出場のFLツイ ヘンドリックがそのままゴールへ持ち込み、11-10とゲームをひっくり返した。しかし、直後にPGで逆転され、前半終了前にまたもブレイクダウンで反則を犯し、3点を追加されて11-16で折り返した。

 日本は後半の入りはよく、ショットで差を詰めたあと、46分(後半6分)にはスクラムでPGチャンスを得、五郎丸が決めて17-16とする。

 しかしトンガは52分、敵陣22メートルライン内のラインアウトから少しずつ前進してゴールに迫り、中央から左に展開、数的有利な状況からWTBフェトゥ・バイニコロがあっさり抜けてトライを決め、17-21となった。

 そして、互いにPGを1本ずつ決め、20-24で迎えた70分、LO伊藤鐘史に代わって入ったヘイデン・ホップグッドがラインアウトでの危険なプレーによりイエローカードを出され、日本は14人となってしまう。

 75分、FWが1人少なくなった日本は自陣でのスクラムで劣勢となり、反則。それからの約4分間はトンガが確実にボールをキープして攻め続け、79分、突破したCTBシオネ・ピウカラがSHソナタネ・タクルアにつないでダメ押しトライが生まれた。

 実力が拮抗するワールドカップ出場国とのテストマッチで3連敗を喫した日本。しかし、まだ修正する時間は残っている。
 帰国後は壮行試合3連戦が組まれており、8月15日に東京・秩父宮ラグビー場で世界選抜にチャレンジしたあと、22日と29日にはウルグアイ代表と対戦する(22日の第1戦は福岡・レベルファイブスタジアム、29日の第2戦は秩父宮)。
 そして、8月31日にワールドカップに臨む最終メンバー31名が発表される予定だ。


<選手のコメント>

FLリーチ マイケル主将
「ひとつ言えるのは、ラグビーワールドカップ前にこういう試合を経験できて良かったということ。ブレイクダウンやディフェンスがまだ甘い。あと1か月で仕上げなくてはならない。アタックは問題ないが、問題はディフェンス。チームでもう一段階レベルアップしなくてはいけない」

HO堀江翔太
「最後はテンポを上げたかった。ミスをなくすよう改善しなくてはならない。今回のPNCは、自分にとっては試合勘を取り戻すにはいい機会だった。メンバーを固定せずに試合に臨むことで、みなミスはあったが、経験を積むことができた。自信を無くしてしまうという心配もあるが、いかに次に向かって進んでいけるかということが重要になる」

SO小野晃征
「自分たちで多くのチャンスも作っていた試合だと思う。PNCは毎試合メンバーが変わることで、試合で合わせることが多く、ミスもした。ラグビーワールドカップに向けて修正していかなければならない。流れが悪くても接戦まで持ち込むことはできているが、勝ち切るという力をつけなければならない。勝つチームと負けるチームの差は少し。後は意識のところを変えていかなければならない」


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