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ジャパン立川 いまは封印中の「10」への思い

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日本代表36キャップ目となる立川理道(撮影:松本かおり)


 ラグビー日本代表は現地時間の8月3日、カナダ・バーナビーでトンガ代表とのパシフィック・ネーションズカップ3・4位決定戦をおこなう。今秋のワールドカップイングランド大会への準備と位置付ける大会で、ジャパンはここまで1勝2敗。試行錯誤を重ねる。

 ここまで3戦連続で背番号「10」をつけていたのは、SO立川理道。CTBとして背番号「12」を任されることもあるが、本来の主戦場は「10」と捉えている。昨季のパフォーマンスをエディー・ジョーンズ ヘッドコーチに叱責されてからは「試合に出られればどこでもいい」と話すようになったが、その以前は「ここに来て、10番への思いが(出てきた)」と語ったこともある。

 脳裏に浮かぶのは、ウェールズ代表(当時の欧州王者)を23-8で撃破した2013年6月15日のことだ。当時、背番号「10」をつけて攻撃を先導した立川は、かつてこう語ったことがある。

「あの時から、日本代表への期待感とかが変わったじゃないですか。あの場面で10番をつけていたというのも正直、嬉しくて…」

 奈良県・天理市出身。天理大の主将だった頃も背番号「10」を背負い、大学選手権決勝戦に出場。当時2連覇中だった帝京大を12-15と追い込み、その後、代表入りを果たす。SO小野晃征のゲームコントロール力を素直に認めつつ、「負けたくない」を繰り返してきた。

「人からよく言われるんです。試合の時は、普段と違って厳しい顔、怖い顔をしていると。ただ、そっちのほうが本当の自分なのかな、と」

 ポジションへのこだわりを封印しても、勝負への気概は失ってはいない。
 3日のトンガ戦、12番をつけて先発する。
(文:向 風見也)


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