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ノーサンプトン連覇なるか? 歴史作りたいグラスゴー。いよいよプレーオフ

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ノーサンプトンの先頭に立つHOディラン・ハートリー主将(Photo: Getty Images)


 イングランド最高峰リーグの「プレミアシップ」と、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアのトップクラブによって争われる「プロ12」は、先週末にレギュラーシーズンが終了し、いよいよプレーオフが始まる。

 プレミアシップでは、前王者のノーサンプトン・セインツが1位通過。2位フィニッシュのバースは5年ぶりの4強入りで、最多10回の優勝を誇るレスター・タイガースは3位でノックアウトステージに進む。そして、昨季決勝の延長戦で涙をのんだサラセンズは、今季最終戦で大勝して4位を争っていたエクセター・チーフスと勝点で並び、得失点差で上回って4季ぶりの王座奪還に望みをつないだ。

 現地時間23日におこなわれる準決勝の組み合わせは、昨年の決勝カードであるノーサンプトン対サラセンズが第1試合、第2試合がバース対レスターとなった。

 連覇を狙うノーサンプトンだが、中心選手のWTBジョージ・ノースが3月のワスプス戦でトライを挙げた際にアクシデントで相手選手に頭部を蹴られ、それ以来、脳震とうに苦しんでおり、戦列復帰できていない。準決勝は欠場となり、もし決勝に進んだとしても、プレーは難しいと見られている。ウェールズ代表のスター選手でもあるノースだが、今秋のワールドカップに参加できるかどうかも微妙な状況だ。

 ちなみに、ロンドン・ウェルシュはプレミアシップ22戦全敗という屈辱的な成績で降格となる。

 一方のプロ12は、プレーオフに進む4チームは最終節を待たずして決まっていたが、首位に立っていたオスプリーズ(ウェールズ)が最終戦で勝利したもののボーナスポイントを奪えず3位に転落し、ホームアドバンテージを失った。代わってトップ通過したのは、昨シーズンの準優勝チームであり、スコットランド勢として初制覇を目指すグラスゴー・ウォーリアーズ。4季ぶりのタイトル獲得に燃えるマンスターが2位、同じアイルランドチームのアルスターが4位通過でプレーオフに臨む。

 準決勝の組み合わせは、グラスゴー対アルスター、マンスター対オスプリーズとなった。

 なお、過去2シーズン連続で優勝し、今季の欧州チャンピオンズカップではベスト4だったレンスター(アイルランド)だが、プレーオフシステムが導入された2009-2010年シーズン以来、初めて4強入りを逃し、マット・オコナー ヘッドコーチは3年契約の途中で解任が決まった。

 今週末から始まるプレーオフを前に、両リーグともシーズン表彰式をおこない、プレミアシップではバースのSOジョージ・フォードが最優秀選手賞に輝いた。史上最年少の16歳でプロデビューしたこのゴールデンボーイは、2011年にはイングランド選手として初めてIRB(現ワールドラグビー)の年間最優秀ジュニア選手に選ばれ、昨年5月からイングランド代表としても活躍している。現在22歳のフォードは、今秋の自国開催ワールドカップで優勝を狙うイングランド代表の10番を着る可能性が高く、さらに注目が集まる。また、同クラブを指揮する父のマイク・フォードは最優秀監督に選ばれ、親子そろっての受賞となった。

 プロ12でプレーヤー・オブ・ザイヤーに選ばれたのは、オスプリーズのSHリース・ウェブ。ウェールズ代表の9番に最も近いウェブは、今季トライランキング1位タイの11トライをマークし、チームの3年ぶりの4強入りに貢献した。表彰式の2日前には息子が産まれており、やる気満々でプレーオフに臨む。
 プロ12の年間最優秀新人賞は、8位でシーズンを終えたエディンバラ(スコットランド)のSHサム・ヒダルゴクラインに贈られた。俊足で、キッカーとしても優秀なこの21歳は、今年の欧州6か国対抗戦でスコットランド代表デビューを果たしており、秋のワールドカップで対戦する日本代表が警戒すべきひとりである。

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エディンバラの新星、サム・ヒダルゴクライン。スペイン出身(Photo: Getty Images)


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