Player of the week

ブラッド・ソーン、41歳で選手復帰

クイーンズランドの若い選手にまじってプレーするブラッド・ソーン(右から2人目/Photo: Getty Images)


 ラグビーリーグ(13人制)とラグビーユニオン(15人制)のプロの世界で計21年間活躍し、2015年5月にレスター・タイガースのジャージーを脱ぎ、数日後にバーバリアンズでのプレーで締めくくって第一線から退いた元ニュージーランド代表LOのブラッド・ソーンだが、41歳になった今もプレーヤーとしての情熱は失っておらず、ファーストクラスのキャリアを再び始めることとなった。

「身体的に限界で引退したんじゃない。40歳を過ぎて、そうしなければならないような感じがしたので引退したんだ」と、彼は今年1月にオーストラリアメディアの『FOX SPORTS』に語っていた。

 プロラグビーから引退したあと、レッズのコーチングスタッフに加わったソーンだが、スーパーラグビー後、下部チームのクイーンズランド・カントリーにFWコーチ兼選手としてスコッド入りした。そして9月24日、NRC(オーストラリア国内リーグ)のウェスタンシドニー・ラムズ戦でベンチ入りし、後半23分から出場。20歳のLOアイザック・ロダと一緒にセカンドローでプレーし、フィールドで手本となった。

「私は選手のそばで、異なる種類のコーチングをしたいと思っただけだ。邪魔するつもりはない。ただ静かに、数試合プレーするだけだよ。身体は問題ない。いままでトレーニングを欠かしたことはないし、私の人生において過去20年と比べて変わったことは、(この約14か月間)土曜日に試合をしてなかったというだけだから」

 フィールドの内でも外でも、常にハードワークし続けてきた鉄人は、ラグビーをプレーするのが大好きだ。ラムズ戦は最後までもつれる接戦となったが、痛めていたふくらはぎもよく耐え、無事に“復帰戦”を終えた。若い選手たちを育てるために、できる限り、体を張ってラグビーを教えていく。

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 ラグビーリーグのブリスベン・ブロンコスでスターとなり、13人制オーストラリア代表でも活躍したブラッド・ソーン。2001年に15人制に転向し、2003年にオールブラックス(ニュージーランド代表)デビュー、いったんラグビーリーグに戻ったが2007年にユニオンに復帰し、再び黒衣を着て59キャップを重ねた。2011年には母国で開催されたラグビーワールドカップで優勝に大きく貢献。クルセイダーズの一員としてスーパーラグビーを制し、アイルランドのレンスターに加入した2012年にはハイネケンカップ(現 ヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ)を獲得、ブロンコスとカンタベリー(15人制/NZの国内リーグ)でもタイトルを手にしており、優勝請負人と呼ばれた。また、2011年から2シーズン、ジャパンラグビートップリーグの福岡サニックスブルース(現 宗像サニックスブルース)でもプレーしたことがある。

2011

2011年ラグビーワールドカップで優勝し、ファンと一緒に喜ぶブラッド・ソーン(Photo: Getty Images)
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