Pacific Islander パシフィックアイランダー リレートーク

vol.11 ジョシュア・ケレビ(天理大)

2015年度全国大学選手権のセカンドステージでは早大を破った(撮影:松村真行)

【ジョセファ・リリダム(NTTドコモ)→ジョシュア・ケレビ(天理大)】

「リリダムとは菅平で初めて出会いました。今はすごく仲いい。オフには彼の家に行きますし、実はフィジーでも家が近かった(笑)」

「ラウトカで生まれました。フィジーで2番目の都市です。ラグビーは12歳からで、それまではサッカーをしていました。通っていた小学校にラグビー部がなかったのと、父も国内の強いチームでプレーしていたサッカー選手でした。ラグビーを始めたのはスバに引っ越した12歳から。でも、フィジーでラグビーは国技なので、テレビでは見ていました。ビリサタラとセレヴィ(セブンズ代表のレジェンド)の大ファンでした。セレヴィはいつも一人でランニングをしていたし、それをよく目撃しました。だから、フィットネスがすごい。あのステップも憧れました」

「中学時代はCTBでしたが、高校時代はNO8、太ったからです(笑)。高校卒業後、1年間、オーストラリア・ブリスベンのサニーバンククラブのコルツでプレーしました。まだFLでしたが、これがいい経験になりました。ウエイトトレーニングも初めてやりましたし、フィジカル面も強くなった」

「弟のサムはスーパーラグビーのレッズでプレーしています。彼は5歳からオーストラリアに住んでいて、6歳からラグビーをしている。同じセンターですがタイプが違い、彼はフィジカルで勝負するタイプでスピードはあまりない(笑)。私はシャイですが、彼は非常にオープンな性格です」

「日本に来たのは天理の同級生、フィリ(フィリモニ・コロイブニラギ)のお父さんの紹介です。フィジー人にとって海外でプレーするのは憧れですが、そんなにチャンスはありません。自分は大学で勉強もできる環境は素晴らしいと思い、天理大学に入学しました。1年の時は、あまりにも冬が寒いのと、練習時間が夜なのは驚きました。今は大丈夫ですが、生卵、納豆も難しかった(笑)」

「私が入学する前は優勝していたのに、入学してから一度もチャンピオンになっていないので、今年はまず関西リーグを優勝したいですね。FWは小さくて、よく走り、速いペースでボールを動かす。低いタックルも印象的です。少ないチャンスを確実にトライできれば勝てると思います。早稲田戦もモールディフェンス、ラインディフェンスともによかった。練習して取り組んだ成果です。チャンピオンの帝京大はフィジカルが強く、サイズもある。トップリーグのレベルのようですが、まずは実際に対戦してみたい。それが実現できれば楽しみですね」

「昨年3月のパシフィック・チャレンジで、フィジーウォリアーズでアルゼンチン(パンパスXV)、U20日本代表、サモアAと対戦しましたが、アルゼンチンが強かったのが印象的で、そのメンバーから何人かがワールドカップに出ていました。今、日本に住んで4年目なので、日本代表になりたい、2019年ワールドカップに出たいという希望があります。フィジー代表とも対戦してみたい」

「卒業後はトップリーグでプレーしたいですね。私が来日した時よりも随分レベルも上がり、先日の決勝戦はハイレベルでした。世界のトップ選手もプレーしているし、得るものが多いリーグだと思います。チャンスがあればサンウルブスにも入りたいので、アピールするつもりです。まずは見てほしい」

「私が紹介するのはソシセニ・トコキオです。山梨学院大の主将でした。彼は小学校から常にラグビーが強いチームでプレーしてきました。フィジーでは有名な選手で、高校でも毎年優勝していたチームの主将です。リーダーシップがありますから。彼はNO8だけでなく、BKもしていた。激しいですよ。サイズもあるし、そろそろPRかな(笑)」
(取材:福田達)

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【Player Profile】
ジョシュア・ケレビ Josua KEREVI
天理大3年(CTB)
身長188センチ、104キロ。1992年6月18日生まれ。
ナタンブア高 → 天理大。
JWC2012フィジー代表、フィジーウォリアーズ。

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2014年度大学選手権セカンドステージ、法大戦より(撮影:松村真行)
PC記事ワールドカップ2019青南商事インタビューラグリパパシフィックアイランダーcolumn2

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