Pacific Islander パシフィックアイランダー リレートーク

vol.10 ジョセファ・リリダム(セブンズ日本代表/NTTドコモ)

流経大では快足を活かしてトライを量産した。写真は4年時の山梨学大戦(撮影:長尾亜紀)

【トゥキリロテ ダウラアコ(北海道バーバリアンズ)→ジョセファ・リリダム(NTTドコモ)】

「トゥキリとは日本で出会いました。北海道セブンズに流経大のメンバーとして出場した時です。彼は有名なラグビーファミリー出身ですから、私はフィジーにいた頃から知っていました。仲良くなったのは香港セブンズ(2014年3月・セブンズワールドシリーズ コアチーム昇格決定大会)に日本代表として一緒に遠征した時から。12月のドバイセブンズも一緒でしたが、今は親友です」

「フィジーのナンディに生まれました。国際空港があり、3番目に大きな都市です。父(ウイリアム)は7人制、15人制ともにフィジー代表で、15人制ではウイング、センターとして南アフリカ、オーストラリアとも対戦しています。日本でもプレーしていた伝説のセレヴィと同年代。祖父もフィジー代表で、私が家族で初めての日本代表です。私の弟・ウイリアムは、カウンティーズ・マヌカウ(ニュージーランド)でプレーしています。ポジションはロックでITMカップに出場しました。父は彼のことが大好きで、同じ名前をつけた(笑)。これはフィジーではOKです」

「フィジーではラグビーリーグ(13人制)から始めて、高校時代はラグビーユニオンでプレー、U18フィジー代表候補でした。その後、シドニーのゴードンクラブでプレーしていました。当時の夢はフランスでプロラグビー選手になること。日本との縁は、流経大の内山(達二)監督が来てくれて、勧誘してもらった。最初は授業が大変でしたが、今思えばそれがよかった。1年の時に初めて関東大学リーグ戦を優勝できたのはいい思い出です。今年も楽しみに見ていますが、チームは年々良くなり、強くなっています」

「大阪の生活は非常に楽しいですね。食べ物も自分には合っています。特にお好み焼きは大好物。ラーメンもこちらの方がおいしい気がします。ドコモの選手たちは皆親切ですし、施設も素晴らしくて成長するには最高の環境です。春は好調で、試合に出場できましたが、開幕前に肉離れをして、公式戦にはあまり出場できていません。コーチからはモチベーションを保ち続けろ″と言われているように、残り少ないですが出番を待ちたいと思います」

「私は15人制・南アフリカ代表のファンでした。だから、チームに学生時代から見ていたブルソーがいるのには興奮しました。しかも、秋からはポラード、エツベスなどが来て驚いています。写真ばかり撮ってもらっている(笑)。私は外国人選手枠なので、その人たちとポジションを争いますが、自分の持ち味の部分で勝負しないといけません」

「7人制日本代表に選ばれていますが、リオのオリンピックはプレーできません。今目指しているのは15人制の日本代表入りです。そのためにはトップリーグでアピールしなければなりません。秋のワールドカップで日本の成長に感動しましたし、私もそこにいたい。そう思うようになりました。ウイングとしては、多くのライバルがいますが、挑戦したいですね」

「私が紹介するのは天理大のジョシュア・ケレビ。彼とは、フィジーの高校時代によく対戦しました。彼はフィジーではフォワードでしたが、天理でバックスとしてプレーしています。素晴らしい選手ですよ。彼の弟・サムはスーパーラグビーのレッズにいます」
(取材:福田達)

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【Player Profile】

ジョセファ・リリダム Josefa LILIDAM
NTTドコモレッドハリケーンズ(WTB/CTB)
身長190センチ、体重97キロ。1989年9月5日、フィジー生まれ。
ラトゥナヴラカレッジ → 流通経済大学 → NTTドコモレッドハリケーンズ。
セブンズ日本代表

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2014年3月、香港で行われたコアチーム昇格大会で優勝。中央がリリダム(撮影:毛受亮介)
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