Pacific Islander パシフィックアイランダー リレートーク

vol.4 カウヘンガ 桜エモシ(リコー)

【ハビリ ロッキー(ヤマハ発動機)→ カウヘンガ 桜エモシ(リコー)】

「紹介してくれたロッキー、トンガにいた頃は知らなかったですが、彼がサントリー時代に初めて会って、その後リコーで一緒になりました。非常に楽しくて、ラグビーにはまじめな人です。今はゴルフが好きみたい」

「トンガのヌクアロファで生まれました。トンガでラグビーは日常のスポーツで、小さい頃からラグビーボールで遊んでいる環境。私にとってもNO.1スポーツで、ずっとトンガ代表になりたいと思っていました。実際には21歳でトンガ代表になったのですが、その試合をたまたま大東大のスカウトの人が見ていた。その後、私はオーストラリアのクラブ(ワリンガ)に行きましたが、そこで大東大に来ないかという連絡が入りました。自分はよく分からず、社会人だと思って来日したら、大学だった(笑)。その後、すぐに入学が決まりましたが、日本語が大変でした。通常は、1年間日本語学校に行ってから授業に出るのですが、2か月後には授業です」

「3年目にはようやく慣れて、食事も大丈夫になりましたね。大東大は日本一というチームの目標がありますが、ちょうど関東学院が強い時代。いい選手が多かったのを覚えています。彼らはスキルが高く、スピードがありました。日本流の夏合宿は大変でしたが、菅平は結構暑いので、トンガ出身の自分には良かった。元々、プロ志向だったので、4年生になる前に辞めて、社会人入りしました。両親にも早く仕送りをしたかったので」

「いろいろ声をかけてもらいましたが、外国人選手枠のことがあるので、トンガ人のいないチームを選びました。結果的にはその後に帰化をしたため、その枠は気にする必要はなくなりましたが。名前には日本らしい漢字を入れたいと思っていました。私は4月生まれで桜の季節なので、『桜』にしました」

「今季のセカンドステージはチームとして良くなったと思いますが、もっと上に行きたいというのが正直な気持ちです。振り返れば惜しい試合もありましたが、セカンドステージでようやくチームに自信が出てきたような気がします。可能なら、トップ4の試合をしたいです」

「昨年もトンガ代表に選ばれましたが、手術をしたので辞退。今年も呼ばれれば、ぜひ行きたい。ワールドカップイヤーだしね。気持ちも入るし、行ければイングランド大会でいいパフォーマンスを見せられると思います」

「私が紹介するのは、クボタのカトニ・オツコロ。高校の1年後輩で、一緒にプレーしていた時期もありました。彼は高校から先に日本に来ましたが、非常にまじめで、おもしろいことも言う。日本語でもおもしろいことを言えるんじゃないかな。7人制代表にも入ったほど、何でもできる選手ですよ。ちなみに、私の高校の同級生は、マナセ(フォラウ愛世・NEC)とコリー(ホラニ龍コリニアシ・パナソニック)がいました。コリーは非常に細かったけど、マナセはすごかった。今でも彼はすごいと思っています」

(文:福田 達)

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【Player Profile】
カウヘンガ 桜エモシ SAKURA EMOSI KAUHENGA
リコーブラックラムズ所属(LO/FL)
身長200センチ、体重125キロ。1982年4月27日、トンガ生まれ。
トゥポ高→大東大。トンガ代表(キャップ14)、日本学生代表、関東代表。

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大東大3年時のカウヘンガ(撮影:長岡洋幸)

(トップ写真=ワイルドカードのNTTコム戦でプレーするリコーのLOカウヘンガ/撮影:大泉謙也)
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